カメラへの思い

カッコよさは、そのカメラの最高性能である。

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PENTAX K-1 Mark II

誤解を恐れずに言えば、僕の中では「そのカメラの最高性能」とは「カッコよさ」なのである。だって、惚れ惚れするようなカッコいいカメラなら、外へ連れ出す頻度も間違いなく上がるし、なにより撮影マインドに火がつく。これ以上に大事な要素が他にあるだろうか。

新しいとか古いとか、センサーサイズがどうとか、値段が高いか安いかとか、評判のいいレンズかどうかなんて、まったく大した問題じゃない。写真は誰かに見せるものだとしても、カメラは別に人に見せびらかすものじゃない。ただひたすら「じぶんがカッコいいと思うカメラ」にひとり酔いしればいいのである。

そこまで気持ちが入る道具なら、撮れる写真にもなにかしらの影響をきっと及ぼす。写真という表現はとてもエモーショナルでセンシティブなものだから、気持ちはいろんなカタチで写り込む。僕はそんなふうに考えている。

SIGMA fp, 45mm f2.8 DG DN
PENTAX Q-S1, Nikon 35-135mm Zoom Finder
Nikon F2 アイレベル

カッコよさの基準は人それぞれの主観で違って当たり前だ。カメラにヴィンテージ感を求める人もいれば、カメラにハイテク機器としてのモダンさを求める人もいるし、金属の塊感に魅せられる人もいれば、チープシックなカジュアル感にゾッコンになる人もいる。

だから、カメラはこの世にたくさんの種類が存在するし、他人と違うモノを持ちたいと思う心もまた、カッコよさを形成する大事な要素だったりする。特に趣味のカメラであればなおさらだ。他の人から見たらちょっと理解できないような部分へのこだわりがじぶんには異常にエキサイティングだったりするのだ。

まあ、いろいろ書きつつも、タイトルに書いた通り「カッコよさこそが、そのカメラの最高性能。以上。」みたいな話なので、この話に大した理屈はない。じぶんが心底カッコいいと惚れ込むカメラを持って、明日も明後日もシャッターを切りまくろうじゃないか、という話である。

世間の評判より、じぶんの評判がカメラの、写真の命なのだ。

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