ここ数日、デジカメWatchさんが富士フイルムの開発者の方々にインタビューするかたちで「フィルムシミュレーションはどのようにつくられているのか」という特集記事を前編・後編と盛りだくさんの内容でアップされていたんだけど、これが素晴らしく濃い内容で感激したので、ちょっと備忘録ということでブログに書き留めておこうと。まずは、Twitter画像リンクの記事をクリックして、ぜひご覧くださいませ。
あとで読む。
>富士フイルムのフィルムシミュレーションはどのようにつくられているのか(前編) – デジカメ Watch https://t.co/a19iDksV6E
— 記憶カメラ (@KiokuCamera) December 6, 2020
記事というより、対談型の内容なので、作り手の方々の本音というか自然体なお話なのもいい。僕なんかはFUJIFILM機ユーザだから、実際にフィルムシミュレーションを使う身として、その背景や奥深さが感じられてとてもワクワクするんだけど、これ、FUJIFILM機ユーザじゃない人が読んでも、とても興味深い言葉の連続じゃないかな。
あとで読む。
>富士フイルムのフィルムシミュレーションはどのようにつくられているのか(後編) – デジカメ Watch https://t.co/iTS2tI5wZx
— 記憶カメラ (@KiokuCamera) December 8, 2020
後編なんかは、一つ一つのフィルムシミュレーションのまとめ解説なんかもしてくれていて、そこに作り手の方々のプライベートなカスタマイズ設定なんかもちらりと披露されてるから、このあたりは試したくなるよね。だって、そのフィルムシミュレーションを作ったご本人たちが加えている調整だからね笑。いやほんと、良記事だ。
なにがキュンとくるって、やはりフィルム販売会社らしく、いかにもデジタルっぽくならない写真が撮れるために、その一歩を踏み出されているところ。これは、フィルム販売会社じゃないとここまで突き詰められないだろうことで、僕らのようにフィルム写真に魅せられ続けている人間たちにとっては、これ以上のビジョンはないわけです。素晴らしい。「我々とは何者なのか」、そういうことの大切さを再確認させられる良記事です。ぜひ、皆の衆、お読みくださいな。