FUJIFILM X100V

X100Vは販売を「終了」しているわけでは無い。

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FUJIFILM X100V

なにげに富士フイルムのネット公式ストアである「フジフイルムモール」をのぞいてみたら、たしかに販売終了してラインナップから消えた製品も多いのだけど、実はX100Vはしっかり掲載されているんだよね。(2023年9月8日現在)

ただし、現在受付を一時停止している、とある。

【ご注文につきまして】
当初計画を大幅に上回るご注文をいただいており、製品の供給が追い付かない状況であるため、ご注文の受付を一時停止しております。
今後の販売予定はわかり次第掲載いたします。誠に申し訳ございません。

という但し書きがあり、引き続きなかなか入手困難であることは確かなんだけど、いわゆるディスコン(販売終了)になったというわけではないことが分かる。

X-E4やX-T30、X-Pro3は製品写真もすでに削除されているのと比べると、X100Vの製品写真がまだしっかり公式ストア内にあることは、なんだかとても「希望の光」のようなものを感じる。

実際、X100Vの人気はグローバルなもので、なにもいたずらに機能の底上げを図らなくても、現時点のスペックバランスで十二分の支持が集まってるわけだ。いわば成熟した完成形カメラなのである。

FUJIFILM X100V

開発の順番からいってもまずはX-Pro3の後継機が先ではあると思うけど、競合製品の多いレンズ交換式システムカメラはともかくとして、レンズ固定のX100Vはそれほど競合製品も多くないし、もっとロングランの製品になってもいいんじゃないかと個人的には思ったりもする。

そのデザイン性の秀逸さが人気でもあるから、外装部分の特別バージョンなんかを提供するほうが、より個性が際立つ気もする。

しっかり安定供給可能な在庫が整ったら、それはそれで再びかなり売れる気がするよね。いき過ぎたプレミア価格もほどよい価格帯に収まってくるだろうし、一日も早い「注文受付の再開の知らせ」が舞い込んでくることを期待する。

僕が明確に富士フイルムのコアユーザーになったと認識したのは、まさにこのX100Vを手にして、あまりの作り込みと思想の見事さに魅せられてから。だから、お店でX100Vの実機がフランクに触れるようになれば、間違いなく心打たれるひとも再び増えると思う。

カメラをもっと気軽にとらえてもらうには、とても重要なポジションを握っている(カメラ界全体においても)と言ってもいいX100V。その華麗なる復活を、いまは静かに見守りたいと思う。

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