ふだん持ち歩くカメラとしては、ズームできるレンズよりも「最短撮影距離が短いレンズ」のほうが意外と便利だったりする。その点、X100Vは約10cmくらいまで寄れるんで合格だ。
もともとの固定レンズはライカ判換算で35mmなんだけど、レンズ部をくるりと回せばデジタルテレコンで50mm、70mmに変更できてサッと撮れる。そのうえ、10cmまで近づけるとなると、これはもうかなり万能だ。
なので、出かけ先でどんなシチュエーションで撮ることになるか分からない時なんかは、ひとまずX100Vだけ持っていっておけば大抵なんとかなる。
もちろん、光学ファインダーをのぞいてじっくり撮ることもできる。そりゃ、人気のはずなのだ。
かといって最近のハイアマチュア向けの高機能フルサイズ機なんかと比べれば、そりゃAF性能なんかはあまいところがあるけど、スナップ写真を楽しむなら手ぶれ補正が無いことも含め、これくらいゆるさがあったほうがむしろラフで楽しい。
そういうなんともフレンドリーで、かつデザインがスタイリッシュなことが全世界にバレてしまって、こんな品薄の状態に陥ってると僕は見ている。一度いっしょに暮らしてみるとジワジワと分かります。
いやあ、きょうもよく撮った。いろんなカメラを使いつつ、意外とコイツが隠れメイン機だったりするのである。
★今日の注目商品をチェック!
スポンサーリンク
スポンサーリンク