FUJIFILM X-Pro1, XF 35mm f1.4 R

僕の本拠地というかいちばんの居場所はこのブログなんだけど、そのブログの更新のお知らせや各種情報源として、大抵のSNSにはアカウントを設けて活動している。

主に使っているのは、旧TwitterであるXと、Instagram、Threadsだろうか。あとのものは正直なかなかそこまで手が回らない。

それはいいとして、僕の好みに合わせたアルゴリズムのせいだとは思うけど、FIJIFILMのカメラに関するポストをいちばん多く見かけるし、僕のポストでもFUJIFILM関連のものにいいねがつく頻度が高いように感じる。

特にThreadsはFUJIFILMのカメラを購入検討している人や、FUJIFILMの色描写を溺愛している人たちのポストで溢れている。いいねが、さらに未知のいいねしたくなるポストを呼んでくる、といった感じだろうか。

でもね、このFUJIFILM関連のポストが個人的には心地よくてね。その多くはあまりスペックのことなどを語ることなく、カメラのデザインや色描写について、そうだな、じぶんの日常にフィットしている様子を自然体で語っているものがほとんどだから、眺めていて心地いいのだろうと思う。

FUJIFILM X half, SmallRig シルバーフード&ブラックケース

カメラは写真を撮る道具だから、その人たちだってスペックを別に度外視しているわけじゃないんだけど、そういうことはじぶんの側のことなので、SNSなんかで他の人に語るときはスペック云々よりも「その気持ちよさ」のほうの話をポストしてるんだろうと思う。

そういうFUJIFILMのコミュニティのセンスみたいなものが僕は好きなのだろう。そう、スペックがどうのこうのというのはメーカーサイトや販売店サイトで確かめるので、もっと使っている時の心境とか、その機材が日常にある時のライフスタイルの変化みたいなことが知りたかったりするのだ。

そうやって僕のSNSに流れてくるポストを眺めていると、SNS時代ゆえにカメラで日々の楽しみを豊かにしようとする、とてもポジティブな印象を受ける。いや、印象というよりも影響を受けているかもしれない。ちょっと活動的なエネルギーを分けてもらっているような。

現代は人類史上最高に大量の写真や動画が撮られている時代だと思う。その多くはたしかにスマホカメラでも撮れるのだけど、SNSという身近な写真を披露する場があるなら、せっかくならちょっと本格的カメラでクリエイティブに撮ろうと。その、ちょっとのエネルギー注入が見ていて気持ちいいのだ。

カメラは決して安くないけど、見つけ方に工夫すれば中古モデルなども含めて意外とそこそこの出費で愛機を揃えたりできる。別に他人に見せびらかすアイテムじゃなくて、見せる主体は写真なわけだから、機材のほうはじぶんが気に入っていればOKなのである。

FUJIFILM X-T30 III 写真は公式HPより

むしろ、お金にものを言わせてポンと買った高価なモノより、高価すぎないアイテムを工夫して楽しんでる人のほうが痛快に見えるくらいだ。人がまぶしく見えるセンスというのはそういうものなのである。

そういう人たちの工夫具合とか遊び心みたいなのは、とても参考になるし刺激にもなる。そういう意味でも、SNSの時代は写真ライフと相性がいいなあと思うのだ。

さて、もうすぐ新しい年がやってくる。もし偶然にもカメラ未体験の人がこのブログを見てくれているとしたら、来年は日々のSNSのポストにちょっと本格的なカメラで撮影した写真や動画をポストし始めてみるのはどうだろう。どっちにしても日々なにか写真を使ったポストをしてるなら、その一枚を愛機と呼べるカメラで遊んでみる、豊かにしてみる。

そうすると、きっと新しい何かが日々の中に芽生え始めると思う。カメラにはそういう、新しい友人ができるような効果というか現象面があるのだ。それこそがカメラのいちばんの最高性能かもしれない。