FUJIFILM Xシリーズ

「X」と聞くと、僕らはどうしてもFUJIFILMを連想するよね。

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FUJIFILM X100 初代

いま、巷では「X」という文字が話題である。そう、あの長年見慣れたTwitterが「X」にブランド変更するという話題である。

僕なんかもTwitterが日本に上陸した頃から個人アカウントを作って、まさにTwitterと共にネットの進化を見てきたから、Twitterという名称と愛嬌ある青い鳥のアイコンが無くなると思うとちょっとさびしい。

で、そのTwitterのオーナーになったあの人が、収益に苦しむ現状の打開策としてTwitterを抜本的に見直し、多面的な収益性が見込めるスーパーアプリにするというわけだ。

そして、一新するブランド名に選ばれたのが彼のビジネスカンパニーである「X」という名だ。新ブランドマークも暫定的に発表され、黒字に白抜きで「X」という一文字がレイアウトされたものなんだけど、そう、これが僕らにはあのFUJIFILM Xシリーズのロゴマークに見えて仕方ない。

その書体のデザインからNikon Zシリーズに見えるという人もいるが、僕らFUJIFILMユーザーからすれば、完全にXシリーズを想起する。なので、あまり「X」のことを悪く言われると、なんともむず痒い感じがするのだ。

おいおい、新オーナー。「X」と大々的に名打つのはいいけど、くれぐれもXという言葉の響きに悪いイメージがつかないように、そこのところ大切にXという新ブランドサービスを育ててよ、と変な期待をするに至っている。同じ思い?の人が少なかずいるのではないだろうか。

OVFでも撮れるFUJIFILM X-Pro1

まあ、たしかに「X」という言葉は、なにか得体の知れない新しい世界の挑戦のようなイメージを感じる。

たぶん、富士フイルムの「X」にもそういう思いが込められているんじゃないかと思う。レンズ交換式デジタルカメラとして後発だったFUJIFILMが、それこそ他社のデジカメとはまったく異なるスタイルとコンセプトでXシリーズを発進させたわけだからね。

FUJIFILMのXシリーズのカメラで撮る人たちのことはX Photographerと世界的に呼ばれている。もうそのまんまじゃないか。日常的にXという言葉や文字を何度も見聞きしながら僕らは暮らしているのである。Xという言葉を意識しないはずがない。

いや、きょうのブログは完全に独り言の世間話であるが、X Photographerの端くれとしては心情を書き残しておかないといけないと思った。頼むよ、SNSのほうのXのオーナーさん。

でも、Twitterもたしかにいつかはイノベーションが必要な時が来る運命だったろうから、誕生から10年以上が経過したこのタイミングでフレッシュな風を入れること自体は、僕はアリなんじゃないかと思う。もしかしたら、本当にとんでもないスーパーアプリが生まれるかもしれないしね。

僕は、日本上陸当時に熱狂したFacebookももう全然やっていないし、世は常に変わるものとして新サービスのThreadsを新たに試したりもしている。サービス内容的にはまだまだだと思うけど、たしかにTwitterにはない空気が流れていて興味深くもある。

FUJIFILM X-T5

なぜ、こうもSNSの話をしているかというと、いまの(これからの)時代はカメラと写真、そしてSNSは切っても切れない関係だからだ。たしかにIT革命の象徴であるスマートフォン(付帯カメラ)に苦しめられたカメラ産業だけど、SNSのおかげで誰もが写真を世の中に披露できるようになった。

ある意味、カメラと写真とSNSはセットだ。特にアマチュア写真愛好家の人たちにとっては。

だから、SNSの動向はやっぱり写真をやるうえで注視する対象になる。三位一体といえばいいのかな。いや、カメラと写真がSNSをどう最大限に活用できるか、ということかな。

いまや世界で何十億人という人たちがSNSを使って写真を楽しんでるとも言えるわけで、その何%かでもカメラユーザーになればこれは世界がもっとクリエイティブになる。そういう意味でも、カメラと写真とSNSは共に成長していかないといけない。僕はそう思ってる。

だから、SNSのほうのXにも期待はするよ。性善説に立って。いや、本気でカメラメーカーはもっとSNSブランドとガチで手を組んでビギナーを育てたり、上級者を巻き込んでおもしろい表現や披露する仕組みを考えたらいいのにとさえ思う。どうだろう、与太話だけど割と本気の期待。

「X」でイノベーティブな風よ、吹け!

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