Nikon Zf, Nikkor Z 40mm f2 SE

といっても、まだインストールしてみたばかりで、9種類のREDのイメージングレシピの作例比較とかそういうことの記事ではないのであしからず。

ても、このタイトルが気になった人は、NikonとREDが組んで登場したシネマカメラ、Nikon ZRのために用意されたREDのカラーサイエンスのレシピが、ZR以外のZfなどでも使えるの?と興味を抱かれた人なのではと思う。

僕も最初は、あくまでREDのイメージングレシピはZR専用のものと思っていたのだけど、結論から言うと「Nikonイメージングクラウド対応機種」の製品ならすべてインストールが可能だ。

対応機種は比較的最近発売された最新機種で、現時点ではZ6III、Z50II、Z5II、Zf、ZRの5機種。なので、僕はZRだけでなくZfにもインストールしてみたわけである。

事前にSNSのフォロワーさんから「ZR以外でも対応機種ならインストールできるようだ」と聞いていたのだけど、心のどこかで「本当にZfでもREDの色が楽しめるのだろうか?」と一抹の不安も。でも、しっかりインストールできた、グッドジョブだニコン!と。

もともとZRのほうにはインストール済みだったので、REDのイメージングレシピ9種類を日ごとに一つひとつZRで試し撮りしていたのだけど、これでZfでも試し撮りすることができる。うれしいかぎりである。

Nikon Zfはさらに「フィルムグレイン」という粒状感効果も加えられるんで、理論上はREDのカラーサイエンスにフィルムの粒状性ものせられるということなんだけど、こういう解釈で合っているだろうか。

Nikon Zf, Nikkor Z 40mm f2 SE, REDモノクローム

インストール自体は9種類すべてZfで使えるようになったのだけど、きょうのところは「REDのモノクローム」である〈CineBias Achromic by RED〉だけちょっと試してみたので、ひとまずサンプルとして一枚だけX halfを撮った写真を貼っておきたい。ちなみに、Nikon公式の解説は以下の通りだ。

クリエイターのコメント

「CineBias Achromic」は画像から色彩を取り除き、純粋なモノクロの画像を美しく表現します。グレースケールのトーンは調和が取れており、深い黒、柔らかいミッドトーン、明るいハイライトは主張を抑えながらも、しっかりとしたコントラストを生み出します。このルックはテクスチャ、人物の表情、ライティングを際立たせ、色彩が注意をそらしがちなディテールに視線を導きます。タイムレスさと情緒を呼び起こし、ありのままにストーリーを描くポートレートに最適です。 このレシピをお使いの際は、カメラ側でアクティブD-ライティングを[より強め]もしくは[より強め1]に設定していただくことを推奨します。アクティブD-ライティングを[より強め]もしくは[より強め1]にすることで、ハイライトの白とびを抑えシネマのように豊かな階調を表現できます。

僕はこの解説を後から見てしまったので、撮影時はアクティブD-ライティングは「強」で撮っているのでご了承を。まあ、しかし、REDのカラーサイエンスでZfでも撮影を楽しめるというのはなかなか感慨深い。手軽にスチル撮影を楽しみたい人にも朗報だろう。

ちなみに、REDのイメージングレシピでモノクロームはこれ一種類で、その他はすべてカラーだ。その一例は昨日のSG-imageのポートレイトレンズの記事なんかで紹介しているので、興味のある人はチェックしてもらえればと思う。

ということで、ZRのみならずZfでもREDのカラーで撮ることができるようになった。新しいカメラやレンズを購入するような出費もなく、こうして新鮮な撮影体験の方法が増えるのはほんとありがたい。急ぐことなくZRとZfを交互に使いながら、じっくりとREDの色を紐解いていきたい。