Nikon Zf Black body

いつかは出ると思われていたNikon Zfのシルバーボディがついに発表された。ブラックボディ単独の発売から2年、販売の勢いの中押しとしてはいいタイミングだと思うし、これはまたZfのロングセラー製品としての大きなカンフル剤になることは間違いない。

SNSなんかを見ていても評判は上々だ。いままで無かったのが不思議なくらいという声や、ずばりシルバーボディを待っていたなんて声も。

実際、宣材写真なんかを見ても、シルバーに輝くZfはまさにフィルムニコンのFMやFEそのものといった感じで、よりクラシック感が強調された写真機らしいデザインに仕上がっている。

Nikon Zf Silver Body 写真は公式YouTubeより

基本、カラーバリエーションの違いなので、これまでのZfと性能差はないと思うが、ファームウェアで新開発のフィルムグレインを搭載するということで、よりフィルムライクな魅力の底上げを図っている。ニコンが描く粒状感というのもまた楽しみだ。

APS-CのNikon Z fcのほうは当初のシルバーボディに、後からブラックボディを加えて2色展開を図っている。僕の感覚的にはやはりシルバーボディを選んでいる人の方が多い印象。シルバーのほうがわかりやすくクラシックな雰囲気があるということなのかなと。

そのZ fcのシルバー塗装とは異なり、今回のZfのシルバー塗装はより金属らしさを出すために青みを加えていると何かに書いていた気がする。おそらく実物はかなりハッとする艶かしい輝きを放っているのだろう。実物を目にしたら思わず買いたくなるカメラの筆頭になるのでは笑

僕が写真で見た印象では、シルバーボディは細かなラインや凹凸も目立つから、真っ黒な塊感があるブラックボディに対して、よりゴチャっとしてマッチョな雰囲気がある気がする。軍艦部のゴチャっと感はむしろいい意味だから、よりクラシック感を強調したい人はシルバーボディがいいんじゃないかな。

というか、こうなるとすでにブラックボディを持っている人の中にも、シルバーボディを買い足して白黒2台持ちの人も現れそう。クラシックなデザインのスペシャルエディションのレンズも2本あるから、それを使い分ける意味でも2台持ちはあり得るんじゃないかと。うらやましい…。

あとは、そうだな。できればAPS-CのZfcのほうにも、その「フィルムグレイン」がファームウェアで供給されればベストだけど、それはどうだろうね。やっちゃえニコンさん!とは思うけど。

ヘリテージデザインのNikon ZfとZfcは、ある意味「特別なライン」だと思うから、それほど爆発的に売れるカメラじゃないかもしれないけど、そんななかでおそらく想定以上に売れてるんじゃないかな、ニコンさんが当初思ってた以上にね。

そして、そもそも売れること以上に、こうしたクラシックな特別ラインを保有していることにブランドイメージを大きく底上げする価値があると思うから、僕なんかはブーム的に売れることよりもじっくり長い年月ロングセラーになることのほうが意味があると思う。そして、そうなる予感もプンプンする。

思い返すと、Zfcが登場する前のニコンの元気の無さみたいなのはとても心配したものだけど、Zfc登場以降のニコンの奮闘ぶりは見事というしかない。Zfもニコンの元気を印象づけたカメラ史に残る名機のひとつといっていいだろう。

Nikon Zf Black body, Mr.Ding Noxlux DG 50mm f1.2

しかも、Zfは見た目だけじゃなく、性能もアッパークラス並みのフルサイズ機だから、これひとつあれば写真ライフはなんも不足もなく楽しめるだろう。そう、現代のZfはクラシック感と最新のテクノロジー感の両方を堪能できる、ある意味とてもコスパにすぐれたカメラでもあるのだ。

さて、そんな名機の写真機と過ごすちょっと豊かな人生の日々、あなたはシルバーカラーにする?それともブラックカラーにする?