FUJIFILM X-Pro3これはもう完全に妄想の与太話ではあるのだけど。昨夜X Summitにて発表された富士フイルムのフラッグシップ機GFX100IIの機能紹介のなかに、なにやら気になるパワーワードがあった。
それがGFX100IIに初めて搭載される新フィルムシミュレーション「REALA ACE」のアナウンスである。
その一億画素を超えるハイスペックなセンサーだからREALA ACEを実現することができたと説明されていたのだけど、同じように以前GFXにまず載ったフィルムシミュレーション「ノスタルジックネガ」もまさに同じようなアナウンスだった。
そして、その反響の大きさに、後にXシリーズであるX-H2系とX-T5にノスタルジックネガは採用されるに至ったのである。なので、Xシリーズの今後登場する機種にはいずれこのREALA ACEが採用される可能性はかなり高いんじゃないかと思われる。
2012年に惜しまれつつ販売終了したREALA ACEはその高品質な写りと豊かな粒状性でフィルムユーザーにはファンも多く、昨夜のX Summitの中でこの製品名が語られた時にちょっとグッときた人は少なくないはず。
富士フイルムはカメラのメーカーだけど、写真の会社でもある。いや、根底は写真の会社である。だから、とんでもなくハイスペックなプロユース機のGFXであるとはいえ、しっかり新フィルムシミュレーションも加えてきた。
僕はコンパクトで写りすぎないカメラやレンズの描写が好きなんで、ラージフォーマットのGFXを手にすることは無いとは思うけど、REALA ACEだけはやはり使ってみたいなという思いがある。
機会があれば120万円超えのGFX100IIにも触ってみたいが、日常使いするという意味ではやはりXシリーズで体験してみたいところ。ワガママなのは分かってるけど、心の中で静かに富士フイルムへ念を送り続けたいと思う。できれば、X-Pro3やX-T5にもファームウェアで載せてくれたらと…。
★今日の注目注目商品をチェック！
