カメラへの思い

FUJIFILMとPENTAXな一年。

FUJIFILM X-Pro3 & PENTAX K10D

世の中的にそうだったかどうかは知らない笑。いや、世の中的には昨年末に出てきたNikon Z9というミラーレスフラッグシップ機を筆頭に、あいかわらずCanonが売れ、SONYが存在感をさらに増し、ライカが我が道をさらに切り開いた一年だったのだろうと思う。

そんななか、僕の一年を振り返るとFUJIFILMとPENTAXがメイン機だったように思う。もちろん、他のブランドのカメラもローテーションして使っていたけど、最も出動頻度が高かったのがFUJIFILMとPENTAXということで、そういう意味では無意識にも「いま気に入ってるカメラブランド」なのだろう。

かたやミラーレスでかたや一眼レフだから、そこに明快な共通点があるかと言われると困るのだけど、僕的には「撮っていて楽しいカメラ」ということに尽きる。誤解を恐れずにいえば、FUJIFILMとPENTAXは最高の遊び道具になってくれた、ということかな。

FUJIFILM X100V

この二つのブランドのカメラたちは、僕にとっては真面目すぎないというか、ちょっと「ちゃんとしていない」感じが、僕自身をもラフな気分にさせてくれる。なんか、肩の力を抜いて過ごせるのだ。

いや、これは完全に僕の主観だから、異論はたくさんあると思うけど、僕にとっては「いい歳した大人が趣味として遊ぶには、フランクに付き合える最高の道具」だったわけである。

もともと、クラシックなスタイルのカメラが好きなんで、富士フイルムにはフィルム会社の延長線上としての思いを感じるし、PENTAXもペンタプリズムと一眼レフを生み出した会社という意味で、なんかノスタルジックなムードを楽しんでるんだと思う。なんか他人事みたいな言い方だけど、じぶんでもそこはいい意味で曖昧だ。

PENTAX K-3 Mark III

まあでも、そういう匂いがこのカメラたちにはあるということだろう。なんか、商売よりも「カメラが好きで携わってます」という人たちがいかにも作ってる匂いというかね。いや、もちろん商売としても成功してほしいわけだけど笑。

そうだ、共通して言えるとするならば、僕がよく使う言葉「写真機らしさ」ということだろうか。富士フイルムは動画にも力を入れてるけど、まさに直近で発表されたX-T5では「写真機への原点回帰」なんていううれしい言葉を発してくれている。PENTAXは「一眼レフで行く宣言」をしてるから、やはり同様だね。

そういう作り手の精神性みたいなものに心打たれるタイプなんだと思う。Nikon DfやOLYMPUS PEN-Fなんかも好んで使うのは、そこに突き抜けたモノづくり思想を感じるから。

FUJIFILM X-E4, 7Artisans 50/0.95

それが撮れる写真にどう影響を及ぼすんだ?と言われるとうまくは答えられないけど、少なからず「撮る行為が楽しい」という気分にはさせてくれている。それによって、撮れる写真もどこかしら「気分」がのり写ったものになってると、じぶんでは思うんだけどね。どうだろう。

あ、あとはフイルムで撮りたい気持ちの表れでもあるかなとは、じぶんでも思ってる。ここ一、二年のフィルム価格の高騰なんかで、やっぱりフィルムで撮る頻度は減ったから。でも、だからといって変に落ち込まずにいれるのは、こうしたクラシックな気分を感じさせてくれるデジカメたちがいてくれるから。

フィルムの代用品というわけではない。もうそういうことはかなり以前に超越していて、フィルムとかデジタルとか関係なく「写真を楽しむ。その道具であるカメラを楽しむ。」という風に何歩か前進したじぶんがいる気がする。それもまた、ちょっとうれしかったりするのである。

PENTAX Q-S1, 07 Mount Shield Lens

なんか、FUJIFILMとPENTAXの物理的に良いところをひとつも言えていない気がするけど笑、まあこれが素直な心境なんで良しとしよう。というわけで、もしこの二つのカメラメーカーのカメラが未体験、という人がいれば、ぜひ一度、しばらく一緒の時間を過ごしてみてほしい。

試すわけだから、高価な新品じゃなくて、旧モデルの中古品とかでいいと思う。機能ほかスペックで殴ってくる良さというより、その開発思想の根底に流れている普遍的なものを感じとるおもしろさだから、新旧はあまり関係ない。

そして、もし、おや!という具合に相性が合ってしまったなら、それはまた新鮮なカメラ生活の入り口になることだろう。ちょっと人生観を変える出来事になるかもしれない。いや、言い過ぎか。でも、ちょっと人生観が変わった者がここに一人いるので笑。

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