カメラへの思い

これだけ厳しい寒さだと、カメラやレンズの防塵防滴や耐低温性能が気になる日も。

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PENTAX K-3 Mark III, DA 55-300mm PLM

数日前にも大寒波のことに少しふれたけど、ここ数日間はほんと厳しい寒さが続いていて、うちの近所も朝起きると辺りは雪化粧といった感じである。

こうなると日課である朝の散歩に持ち出すカメラも、さすがに防塵防滴性能や耐低温性能のことを考えざるを得ないといったところ。

まあ、カメラという道具は案外頑丈なので、落下でもさせないかぎり、ちょっとの気候変化で壊れるなんてことはそう無いのだけど、氷点下とかになると「念のため」といった感じで、いちおう「より丈夫」なカメラやレンズをチョイスしようとは思う。

SIGMA fp, 45mm f2.8 DG DN

今朝はタイトル写真にある通り、PENTAX K-3 Mark IIIとDA 55-300mm PLMという頑丈装備で出かけた。共に防塵防滴仕様で、-10℃までの使用環境に対応している。

ふだんはボディは防塵防滴かつ耐低温性能のものを選んでも、レンズは防塵防滴対応じゃないものを装着することが多いのだけど、今朝は明らかにヤバい感じの寒さだったから、レンズも万全をきしたという感じある。

ここのところ連日の寒さなので、昨日はSIGMA fpを持ち出したし、一昨日はFUJIFILM GFX、その前はNikon Zfだったかな。いずれも防塵防滴で-10℃までの耐低温性能ボディである。

FUJIFILM GFX 50Sii, Mitakon 80mm f1.6

まあ、こんな雪みたいな日は年に数えるほどしかないから、必須の性能というわけでもないのだけど、あると心強いというのはたしかにある。先日発表になったOM SystemのOM-3や二型のレンズなども「防塵防滴」がひとつの売りになっているので、そのあたりを気にしている人も少なくないかもしれないね。

たしかにOM SystemやPENTAXのカメラなんかは、悪天候に強いというブランドイメージがあったりする。なんか強そう!みたいなね笑。でも、この場合の「なんか」はけっこう重要で、山や海に行くことを趣味としている人たちには「心強い道具=相棒」というセールスポイントにもなっていると思う。

僕なんかは、防塵防滴仕様じゃなくてもけっこうカメラやレンズを小雨の中でも持ち出してしまうけど(すぶ濡れにはしないようにはしてるけど)、たとえば所有しているカメラでいうとFUJIFILM X-T50は防塵防滴仕様じゃない。一方で、その兄貴分的なX-T5は防塵防滴仕様なんで、どしゃぶりの日なんかはX-T5を選ぶ。

Nikon Zf, AstrHori AF 85mm f1.8

でも、そのうち、世の中のカメラやレンズはすべて防塵防滴仕様なのがスタンダードになっていくんじゃないかな。スマホカメラじゃなく本格的カメラを持つということは、ある意味、ちょっとアクロバット的なシチュエーションや視点で写真を撮りたいという嗜好の表れだとも思うから。

いまはどちらかといえば、高価なミドルクラス以上のカメラが防塵防滴対象みたいなところがあるから、それこそPENTAX KFみたいにビギナーの人が使うかもしれないカメラにも防塵防滴を標準装備してくる!なんて状況になれば、いまみたいに早朝に「きょうのカメラ」選びを悩まなくていいかもしれない。

さて、あなたの機材はどんな感じだろうか。僕も個人的に、みんなの冬カメラをSNSなんかでチェックしてみようと思う。きょうはこんなところで。ではでは。



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