まずは、なにはともあれ、新年あけましておめでとうございます。今年も一年、ブログ『記憶カメラ』をどうぞよろしくお願いします。
世の中は誰もが簡単にスマホカメラで写真が撮れるようになり、世界中でこの瞬間もたくさんの「いま」がSNSなどに披露される、まさに「写真の世紀」とも言えます。
僕自身もスマホカメラアプリ「Leica Lux」なんかは重宝していて、スマートフォンさえあれば、いつでもどこでも写真撮影や投稿が楽しめます。かつてのフィルムカメラしか無かった時代からすると、物凄い時代になったなあと思います。
一方で、せっかくこれだけ毎日写真を撮るなら、その撮るプロセスや、撮れる写真のじぶんらしさをもっと楽しみたいと、フィルムカメラやオールドコンデジを手にしたりする人も増えてきているように思えます。
そう、写真の世紀は、日々、撮る人たちの手によって、いろんなかたちへと可能性を広げているのです。
写真の凄いところは、一枚として世界に同じ写真は存在しないことです。同じ場所で、同じ時間に、同じ方向から複数人がシャッターを切っても、すべて異なる一枚が撮れる。これほど「じぶんらしさ」を創造しやすい自己表現も他にないでしょう。
写真を撮ることは、いまこの瞬間のじぶんらしさを楽しむ行為であり、その写真を披露することは、見る人にも「じぶんとは異なる視点」を気づかせてくれたり、新しさや懐かしさを思い起こさせます。
道具はなんだっていい。とにかく一枚でも多く写真を撮ることが、じぶんにとっても、どこかの誰かにとっても、いろんな「いま」を感じさせる可能性を秘めているとつくづく思います。
そんな写真と、その道具の素晴らしさに気づき、ある日書き始めたブログ「記憶カメラ」も今年で丸10年。これからも懲りずに、たくさんシャッターを切りながら、たくさんの気づきを皆さんと共有できたらと思います。
きょうからまた一年、写真の世紀を存分に楽しみ尽くしましょう。そして、じぶんと誰かに大いに刺激を与えていきましょう。
2025年 元旦 記憶カメラ
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