このタイトルのブログ記事が果たして誰かの役に立つのかは微妙だけど、同じような嗜好で写真を楽しんでいる、もしくはこれからそういうスタイルで写真を楽しみたいという人が、この世に数人はいるんじゃないかと思って、備忘録も兼ねて書いている。
まず前提としては、今年はフィルム撮影はほぼLeica M3だった。フィルム価格の高騰で心理的にフィルムで撮る量が減った感じで、それこそ大切な人を撮る時に貴重なフィルムを使うという感じだった。
それでも、写真生活の中にフィルムが混ざる感じはやっぱり良くて、来年は僕の中でフィルム撮影の頻度がどうなっていくのかはじぶんでも興味深い。
では、ベスト10形式で(かなり感覚的に使用頻度を想定してだけど)以下、並べていきたいと思う。
第10位 Nikon D200
ニコンCCDセンサー機。この独特の色味は、たまに無性に撮りたくなる。もう15年以上前のカメラだけど、普通に使えるニコン一眼レフの凄さ。
第9位 OLYMPUS PEN-F
僕の所有カメラが軽量コンパクトなものが増えたんで、以前よりは使用頻度が減ったけど、あいかわらず気に入っているPEN-F。シャッターフィールに関しては、第1位です。
第8位 Nikon Df
もっと上位な気もするけど、街中には連れ出さないんで、そういう意味でこの順位。しかし、Z fcの登場で逆にそのクオリティの高さも際立った平成の名機だと思う。
第7位 SONY α7R
これはけっこう「持ってて良かった」という一台。やっぱりオールドレンズを楽しみたい時にフルサイズミラーレスが一台あると重宝するし、何より僕の中では初代 α7シリーズはクラシックでカッコいい。
第6位 Leica M3
ここでフィルムカメラのライカM3。他のフィルムカメラの使用頻度も足し合わせてこの順位ということに。今年は革の張り替えや距離計の調整もして、さらに愛着がわいた一台。
第5位 FUJIFILM X100V
X100Vはけっこう使ってる感覚あるんだけど、今年は街撮り専用みたいな使い方になってきたから、その分使用頻度としてはこのくらいの順位かなと。あいかわらず品質とバランスは僕の中ではNo.1だけど。
第4位 Nikon Z fc
今年はなんといってもこのZ fcの登場がインパクトがあった。想定外の出費になったけど、なにやら元気のなかったニコンが息を吹き返した感じがして、そういう印象度でいえば一位かな。
第3位 RICOH GR Limited Edition
世の中が40mmのGRIIIxの登場にわいた中、僕は思い入れの強かった初代GRを買い戻すことに。ポケットに入るGRは、手元にあればやはり使用頻度は圧倒的に増える。猛烈な追い上げでこの順位に。
第2位 FUJIFILM X-E4
やっぱりよく使ったなという印象。とにかく小型軽量でレンズ交換も楽しめるから、持ち出す頻度もバリエーション多く増えるんだよね。こういうカメラが一台あると、ほんと日常が豊かになる。
第1位 FUJIFILM X-Pro3
そして映えある第1位は、たぶんだけどこのX-Pro3。X-E4同様、いろんなレンズで楽しめるのに加えて、これは僕の写真撮影の嗜好だけど「モニターを見ずにOVFで撮る」というのがやはり気持ちよくて、それにいちばん応えてくれる愛機ということではPro3が実にしっくりくる。
まあでも、世の中的にこういうカメラが使用頻度No.1の人はあまりいない気がするけど…笑。
というわけでざっとリストアップしてみたけど、やっぱりこれ、誰のためになるんだろうというブログになった感がけっこうするけど、まあ今年の振り返りという意味も込めてご了承を。
でも、親バカじゃないけど、ここにあげたカメラたちは、どれをとってもしみじみ良いカメラです。まあ、いわゆる「カメラらしいカメラ」という感覚。そういう意味ではどれもおすすめです。
この記事を書いていて少し思ったけど、来年はなんかカメラ界隈が少し賑やかになる予感がする。新製品だけじゃなくて、カメラ全体が賑わいそうな、そんな予感。当たればいいな。