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さて、本当は昨日書いておきたかったブログなんだけど、プールへ泳ぎにいったらすっかりバテて寝落ちしてしまったので、日曜日の朝、少し書いておこうとWordPressのダッシュボードを開いている。
数日前に発表されたクラシックスタイルのAPS-Cミラーレス Nikon Z fcが人気である。少なくともTwitterやお店の店員さんの声を聞くに、予約の段階からこれまでにない注目をあびていることは間違いないだろう。
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そのクラシックスタイルなルックスであること、APS-Cサイズであることから、当初からFUJIFILMのXシリーズと比較する声もけっこう見られたんで、いちおうFUJIFILM Xシリーズユーザーである僕の私見と偏見で、この2つのカメラを比べてみたいと思う。
ストレートに、どちらを選ぶべきか?ということから入ろうと思う。値段とスタイルから、ここではZ fcの比較対象としてX-E4を挙げてみる。つまり、フィルムカメラ的にクラシックで小型軽量のレンズ交換式カメラをこれから選ぶとすれば、どっちがいいか?ということ。
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まず、いちばん大きいのは、レンズをどう楽しむかだろうと。もし、オールドレンズなどマニュアルフォーカスのレンズをアダプターを介して楽しむなら、Z fcとX-E4のどっちを選んでもいいと思う。まさに、見た目と直感的な「好み」で選んでも、いまどきの最新機種は写りや操作性はどれでも幸せになれるクオリティだから。
一眼レフスタイルが好みとかフィルムニコンのテイストが好きならZ fcできっと幸福になれるし、より小さなレンジファインダースタイルが好きならX-E4もこれまた極上の幸福感をもたらしてくれると思う。
いや、やっぱりアダプターは介さずにオートフォーカスの各種レンズを楽しんでいきたいというなら、今のところはX-E4ということになるかな。NikonのZマウントレンズはこれからバリエーションも充実していくだろうけど、そこはXシリーズが誕生して10年のフジノンレンズの充実さがやはり際立つ。まあ、X-E4に中望遠や望遠レンズを装着するかどうかの問題はあるけどね。
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で、いやあ、レンズはどれか一本をほぼつけっぱなしで使うかなあという人なら、これはZ fcでいいかもしれない。そもそも、日常のなにげないシーンをスナップしてほしいというようなコンセプトのカメラだから、レンズ交換に凝るような使い方じゃない気がする。それこそ、コンデジ感覚でラフに一緒に暮らすカメラ。それでいいと思うし、それが僕はかっこいいと思う。Z fcはね。
ても、レンズは一本どれかをつけっぱなしでというと、もう一つ別のカメラが浮上してくる。そう、FUJIFILM X100Vだ。まさに大きさや重さ的にはZ fcと同じくらいになるんじゃないだろうか。それでいて光学ファインダーをのぞいて撮ることができて、その洗練されたクラシックなスタイルは、ある意味Z fcよりもスマートで絵になる。ちょっと悩ましい話になっちゃったかな、申し訳ない笑。
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そうそう、描写のことも選ぶポイントとしてはあるね。Z fcは今回特にはピクチャーコントロールのユニークさのことは語られていないようだけど、FUJIFILM X-E4やX100Vは定評のあるフィルムシミュレーションが使える。ネガフィルムらしい描写のクラシックネガやポジフィルムらしいベルビア、モノクロフィルムでおなじみのアクロスなどのポジションでJPEG撮影することができる。
ボディデザインの見た目のフィルムカメラらしさだけじゃなく、撮れる写真もフィルムライクがいいなら、ここはフィルム販売会社の富士フイルムが今のところ何歩もリードしてると言えるかもしれない。RAW現像前提で撮る人にはあまり関係ない話だけど、ライトにJPEGで撮りたいカメラだったりもするからね、このクラスのカメラはね。
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と、いろいろ書きつつも、最後は直感的に「こっちのほうが、なんか好き」で選べばいいんだけどね。だって、とにかく持ち歩きたくなるカメラなら、その分だけ一枚でも多くの想い出を写真に残すことができるから。結局、カメラはそこに尽きる。スマホでも写真は撮れるけど、そこにその時の音や風、空気感みたいなものまで封じ込めて一枚の写真に残す。そういう相棒のようなカメラに出会えれば、人生はとても豊かなものになると思う。さて、どのカメラにするか、悩みがいがあるよね。
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