FUJIFILM Film/X/GFX

FUJIFILMのスナップ機と浮遊するたのしみ。

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FUJIFILM X-Pro3, XF 35/2 R WR

ここのところ、中判デジタルのGFX50SIIやフルサイズ一眼レフのPENTAX K-1IIとちょっと大ぶりなカメラでで撮ってるから、X-Pro3あたりに持ち替えると、ほんと軽くて薄くて感動する笑。

ボディが軽くなると、自然と心も足取りも軽くなるのは事実で、よく「軽さは正義」と言うけど、それはスナップにおいてはやはり最高性能だったりするのである。

特にストリートに出た時は、いい意味でフワフワと街中を浮遊できる。首から下げても重すぎないし、手に持ったまま街中を歩き続けるのもまったく苦にならない。

こうなると、じぶんで意識せずとも中判デジタルやフルサイズ一眼レフとは少し異なる写真が撮れたりする。カメラは何だっていいというふうには思ってるタイプだけど、機材が変われば写真が変わるというのもまた事実だったりするのだ。

FUJIFILM X100V

考えてみると、僕の場合は街撮りスナップだと大抵、APS-C以下のセンサーサイズのカメラとがほとんとだ。X100Vであり、X-Pro3であり、RICOH GRであり、PENTAX Q-S1であり、OLYMPUS PEN-Fであり。

街中では特に大きなボケを要したような写真を撮るわけでもないんで、それよりはスパンスパンと軽快にシャッターが切れることが最優先だ。それは、フィルムで撮ってる時から変わっていなくて、Rollei35やKonica C35、Leica IIIa(バルナック)らの延長線上でデジカメのスナップ機もチョイスしている感じ。

心のどこかで「フルサイズ一眼レフや中判カメラで街を撮るのも濃厚そう」と考えたりもするのだけど、いざ出かける時は結局、小さく軽いカメラを持ち出している。頭と体が反射的にそう判断する体質になっているのだろう。

このX-Pro3なんかは、その究極形というか、隠しモニターとかちょっと変態的で使いづらいという声も耳にするけど、僕的には「遊び心に満ちたデジタル写真機の集大成」みたいに思ってるから、それこそ撮影直後の画像確認なんかには目もくれず、富士フイルムの開発者の思惑通りファインダーから目を離さず連続的にシャッターを切っていくことを楽しんでいる。

FUJIFILM X-T5, XF 18mm f2 R

この楽しさは、GFXにもK-1IIにもない、やはりX-Pro3独自の世界観だ。僕的には代わりのきかないカメラと言っていい。ただし、それほどまでに独特なんで、オールマイティなカメラをのぞむ人にはいたずらにおすすめはしない。あくまで「独特」を好む人への偏ったスナップ機だ笑。

個性やクラシック感は求めるけど、写真撮影自体はオールマイティなものをのぞむなら、X-T5がいまは最適だろう。このカメラにしても僕が評価しているのは、軽量でコンパクトなこと。なので、以前なら街撮りスナップはX100VとX-Pro3が定番だったけど、X-T5を手にしてからは街中にも連れ出している。

なんだかんだでミラーレス機は各社ともけっこう大ぶりなモノになってきたから、ボディ寸法数値以上にFUJIFILM Xシリーズのコンパクトさは際立ってきているように思う。そのサイズ感はけっこう絶妙なのだ。

そんなXシリーズにもぼちぼち新製品の噂がちらほら出てきている。来年2024年にはX100シリーズやX-Proシリーズの最新機種もお披露目される、それこそ「Xデー」なる日が近づいているのではないだろうか。

いろんな最新機能を追加していくと、ついつい重量や厚みも「追加」されがちなカメラ界ではあるけども、ぜひともFUJIFILMらしいいい意味でのライトさをキープして出てきてほしいものである。あくまで個人的な希望ではあるけども。

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