きょうはなにやら「写真の日」らしい。というか、もう6月に突入ということで一年の半分になろうとしている。びっくりだが、歳をとると年々、時間の経過が加速していくので、楽しみたいことがある時はとにかく早めにやっちゃうことだ。
で、6月初日の土曜日、僕は朝からCanon EOS-1D Mark IIIで高感度モノクローム撮影をテストしておる。テストというと大袈裟だが、要は楽しいからやってるわけだ。
ISO感度をマックスのISO3200にセットして、撮影モードはプログラムモードに。あとはファインダーの中の露出の数値を眺めながら、ひとまずいろんなショットを撮ってみる。光と影の抑揚みたいなのを意識しながら。
撮り始めは、素の「モノクロモード」にセット。僕のいつものスタイル通り、JPEG撮影モードだ。高感度にするといわゆるノイズが出るわけだが、これがカラーだとちょっと醜いが、モノクロだといい感じで粒状感につながるということで、僕はよくそのスタイルで撮っている。
素の状態だとノイズ感じるものの、ちょっと全体的に薄い平坦な気がするので、取説を見ながらイエローフィルターを入れ、さらにコントラストを+2ほど上げてみた。うん、この感じじゃないだろうか。
こんなテスト的なことで楽しめる人間なので、カメラがひとつあれば、十二分に満足ゆく時間が過ごせる。たしかに僕は機材にお金がかかっているかもだけど、それから得られるリターンは計り知れなく大きい。この楽しいひとときはプライスレスなのだ。
高感度モノクロームを楽しみ始めたら止まらなくなり、FUJIFILM GFX50SIIに持ち替えて高感度アクロスも楽しんだという、なかなか快調な6月のスタート。梅雨が本格的になる前に、いろいろ試して楽しまなくては。
というわけで、紫陽花が終わったら大地の色が少なくなり、僕的にはモノクロームの季節の始まりなので、その準備をじぶんなりに始めている。楽しいよ、高感度モノクローム。
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