
僕の手元へやって来たPENTAX K10Dにオールドレンズのsmc PENTAX-M 50mm f2をつけて、少し試し撮りがてら辺りを散歩してみた。
このK10Dを手に入れた理由みたいなものは一昨日のブログ記事を見てもらうとして、きょうはただただ、そのCCDセンサーで記憶された写真たちを貼っていこうと思う。
というのも、CCDセンサーの写りと言っても、なかなか言葉で表現するのはむずかしい。これはもう、見る人の感性でそれぞれ感じてもらうしかないということで。




天気がよくなかったことはあるけど、雰囲気としては全体的にウェットな湿度を感じる。ちなみに、ホワイトバランスはオート、カスタムイメージは無く「ナチュラルまたは鮮やか」という2種類の撮影モードしかないから、前半はナチュラルで後半は鮮やかをチョイス。写真はすべてJPEG撮って出し。




感度は最大で1600まで。実用感度は800までくらいかなと思うけど、僕はノイズを気にしないんで全然1600まで使うし、フィルムで撮る感覚でいえばISO100、200、400、800、1600と選べるのは、まさにその日のフィルム(感度)を決める感覚で露出を考えればいいと思う。




撮影感覚も実に楽しい。写りもどことなく隙とか余白が残された未完成感が心地いいのだけど、ボディのほうもまさしくそういう未完成感が僕にはたまらない。最新のK-3 Mark IIIのソリッドな感覚と比べると、マイルドな撮影フィールが楽しめると思う。



と、ざっと辺りで撮ったものを載せてみたけど、どうだろう。色のりが独特とか、ポジフィルムっぽいとか、それぞれ表現は異なるかもしれないけど、最近のCMOSセンサー機とはやっぱり異なる独特の描写が見て取れると思う。
最近のカメラはスマホカメラとの差別化もあって高級化してることあり、けっこうどれも高価だけど、こうやって2007年発売のオールドデジカメなんかだと、驚くほど安い値段で手に入れることができる。
それでいて、CMOSセンサーよりも高価でコストがかかっていたと言われるCCDセンサー機も選べるとなれば、これは一度は試しておきたい。いまならまだ、程度のいい中古製品も見つかると思うから、フィルム経験同様、CCDセンサー経験もぜひ、いまのうちに。
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