PENTAX Q-S1

PENTAX Q-S1のAuto 110モードで、軽やかにレトロスナップする。

PENTAX Q-S1, 01 Standard Prime, Auto 110モード

ここ最近、PENTAXのレンズ交換式の極小ミラーレス「Q-S1」にQマウントのAF単焦点レンズ「01 Standard Prime」をつけて楽しんでいる。驚くくらいよく写るし、一方でいい感じにゆらぎも感じられる。いわゆるオールドデジカメらしい「写りすぎない懐かしさ」みたいなものが楽しめるのだ。

この質感をそれこそフィルムカメラ的にもっと味わえないかなと調べていたところ、撮影モードに「Auto 110モード」なるものがあることに気づく。110とはあの「110フィルム」のことで、Auto 110とはPENTAXがフィルム時代に打ち出していた110フィルム用の超コンパクトフィルムカメラである。

そう考えると、このミラーレスQ-S1をはじめとするQマウントシリーズは、Auto 110をオマージュして作られたミラーレスなんだろうなと思い至る。そして、そこに搭載された「Auto 110モード」というのは、まさにフィルム機のAuto 110で撮ってる気分を味わってください、というモードなのかなと。(間違ってたら申し訳ない。個人の感想です)

だったら、しばらくAuto 110モードをいろいろ試してみようと、週末の散歩カメラに加えて、街撮りスナップでも使ってみたんだけど、これが想像以上に「らしさ」を堪能できると感じたのである。

PENTAX Q-S1, 01 Standard Prime, Auto 110モード
PENTAX Q-S1, 01 Standard Prime, Auto 110モード
PENTAX Q-S1, 01 Standard Prime, Auto 110モード

いくつかスナップ写真を貼っておくけど、どうだろう、どことなくフィルムの雰囲気が漂ってるとは思えないだろうか。トイレンズほどは味は出ないかなあと考えてたんだけど、実際に撮ってみるとなかなかどうして、01レンズとAuto 110モードの相性はけっこう抜群じゃないかと感じたのだ。

PENTAX Q-S1, 01 Standard Prime, Auto 110モード
PENTAX Q-S1, 01 Standard Prime, Auto 110モード
PENTAX Q-S1, 01 Standard Prime, Auto 110モード

こればかりは見る人の主観にもよるので「なんだ、彩度が低いだけなんじゃないの?」という人もいるかもしれないけど、僕なんかはそれだけじゃない独特の空気感を覚えるというか、写真のルーツであるフィルム写真をリスペクトしたPENTAX流の遊び心なんだと思った。いや、遊び心というよりもっと本気かな。

PENTAX Q-S1, 01 Standard Prime, Auto 110モード
PENTAX Q-S1, 01 Standard Prime, Auto 110モード
PENTAX Q-S1, 01 Standard Prime, Auto 110モード

仮にAuto 110モードが搭載されていなくても誰も怒りはしないと思うけど、それでもあったらあったでニヤリとする、そんなPENTAXからのユニークな贈り物だと思っている。それこそ、フィルム時代を生きたであろう開発陣の人たちからの、同じフィルム時代を愛するユーザーたちへのプレゼント。

そのAuto 110とQ-S1の関係性の真相みたいなものは、上の記事を読んでもらうとして、実際に使ってみた僕としては十分に時空を超えた夢みたいなものを共有してもらった気がして、またこの小さなミラーレスQ-S1を使って撮る楽しみが増えたと感じている。

PENTAX Q-S1, 01 Standard Prime

カメラはいい意味で過去からの写真撮影の楽しさを継承してくれているプロダクト。たとえ最新ハイテク機能が載ろうとも、写真を撮る行為や写真の描写としての「過去へのリスペクト」は脈々と根底に流れている。

僕なんかはまさに、そういうクラシックな雰囲気をデジタル時代にあっても楽しんでるタイプなんで、Q-S1とAuto 110モードの組合せはドンピシャであり、ターゲットのど真ん中なのかもしれない笑。

同じ気配を好むであろう人は、ぜひ過去記事も含めてQ-S1の記事をいくつか眺めてもらい、いい感じで気分のタイムスリップみたいなものを楽しんでもらえればなと思う。GRとはまた異なる、リコー・ペンタックス流のスナップカメラとしての発見がきっとあると思う。

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