PENTAX Q-S1

RICOH GRより小さなレンズ交換式カメラを、君は知っているか。

PENTAX Q-S1, 07 Mount Shield Lens

この写真で見るとそう感じないかもしれないが、このPENTAX Q-S1というカメラのコンパクトさは尋常ではない。それでいてレンズ交換式だと付け加えたら、知らない人なら驚愕するに違いない。

ファインダーが無いとは言え、同じ条件のRICOH GR digitalと比べても小さく軽いわけだから、このPENTAX Qシリーズというカメラがいかに革新的なカメラだったかはなんとなく伝わるんじゃないかと思う。

いまでこそ「光学ファインダーの一眼レフにこだわる」と宣言しているPENTAXだけど、かつては挑戦的なミラーレス機も世に放っていた、フィルム時代のKマウントがそのまま装着できるK-01、そしてKingマウントに対してQueenマウントと位置付けられたこのQシリーズを展開するなど、その姿勢は間違いなくイノベーティブ。つまり、存在としてカッコいいのである。

スマホカメラの性能が劇的に向上した今、たしかに小さなセンサーサイズのコンデジクラスのカメラはそのポジションを奪われた感はあるけど、写真を撮る楽しさは便利さだけでは語れない。思い入れのあるカメラで撮ること、レンズ交換を楽しみながら写真を撮ることは、何者にも変え難い快楽なのだ。

PENTAX Q-S1, 02 Standard Zoom

その点で、このPENTAX Qシリーズというカメラとレンズの組み合わせは、大人の遊び道具としては最高に楽しい。遊び道具と書いたのは主にトイレンズをつける僕の楽しみ方で、本格的に撮ろうと思えばそういうレンズを組み合わせればいいだけ。羊にも狼にもなるカメラ、それがPENTAX Qシリーズだ。

どうせ写真を撮るのなら、撮るプロセスだって楽しまないともったいないというのが、僕の考える写真との過ごし方。写真はすべてスマホカメラで撮っているという人にはぜひ一度体験してほしい世界だし、本格的カメラで撮っている人にはぜひ息抜きに、こうした小さなレンズ交換式カメラを楽しんでもらいたい。

カメラとは探究心次第で、どこまでも楽しさが広がるポテンシャルを持ち備えた、大人のための最高の遊び道具なのである。

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