さて、噂になっているNikonのAPS-Cのレトロスタイルのミラーレス機は明日、発表されるのだろうか。
僕的には、さすがにいまのNikonにそんな余裕は無いんじゃないかと思ってるし、実際本当にそんなモノが開発進行中であれば、多少もっと具体的な情報が事前に漏れる現代だと思うんだけど、どうだろう。
でも、何はともあれ、カメラというのは相性がいろいろと作用する道具だから、ただただ直感でピンとくるカメラを選べばいいと思う。
それはスタイルかもしれないし、手に持った時のフィーリングかもしれない。
もしくはブランドへの憧れかもしれないし、物理的にフィルムで撮りたいからフィルム機ということかもしれないしね。
それが結果的にミラーレス機かもしれないし、一眼レフかもしれない。ただ、それだけだと思う。
ある意味、現代はいろんな種類のカメラが交錯する幸福な時代だから、好きなカメラを選べば、性能でがっかりすることはまず無いよね。
これはほんとよく思うんだけど、高感度性能なんかをのぞけば、カメラの性能というのはもう10年以上前に成熟してると思っていて、僕なんかは2000年代初頭のCCDセンサーの一眼レフなんかを、今でも好んで使ってるんだけど、まあ不満は無い。
一眼レフは大きく重いというけど、これも光学ファインダーの恩恵やレンズの小型化を思えば、実用的にはまだまだミラーレス機にとって変わられるものでもないし、事実、PENTAX K-3 MarkIIIなんかは、たしかにカッコいいなと思うしね。
街中でさりげなくストリートスナップしたいとか、そういう使い方でなければ、じっくり撮る趣味的カメラとしてはK-3 MarkIIIのほうが満足感は高いかもしれないしとかね。
プロユース的に使うなら、なおさらK-3 MarkIIIは成熟を絵に描いた優秀な道具でもあるだろう。
要は、この慌ただしい現代生活の中で、そのカメラを持ち出して写真というものと戯れたいと思えるかどうかが大事だと思う。
そのパワーがみなぎることを最優先とするならば、ミラーレスか一眼レフかなんていうのは結果論でしかないなとほんと近ごろ思うのである。
そういう違いでカメラは選んだりしていないよなと。少なくとも僕はね。
いや、こんなこと書くと、写真をちゃんとやってる人には怒られそうだけど、まあアマチュア写真愛好家としてのレベルでいえば、そのあたりが本音の気持ちなのである。
世の中はミラーレス機へと大変革中と言うけれど、僕なんかは「写真を撮りたくなるのは、そこじゃない」と思うのだけど、どうだろう。
そういえば、昨夜観たYouTube動画の歓喜具合がとても楽しかったから、ちょっとその動画を載せておきたいと思う。
カメラというのは感情移入こそが何より大事なんだ、という意味においてね。