カメラへの思い

それにしても、身のまわりにカメラやってる人、いないんだよなあ。

FUJIFILM X100 初代

まあ、この場合の「カメラやってる」という度合いの判断もむずかしいんだけどね。いや、カメラを持っている人はさすがにいると思うんだ。それこそ、こどもの運動会なんかで超望遠ほどではないけど望遠ズームキットとか一眼レフ持ってるお父さんとか。そこはね、さすがにスマホカメラじゃなくて単体カメラで撮ってそうだから。

でも「カメラが趣味です」というお父さんには、たとえば僕の職場なんかではまず出会わない。正確にいうと一人だけいるかな、ライカやフィルムカメラの話をする先輩が。あと、デジタル一眼レフ機を持ってる後輩女子がいたか。でも、ほんと大袈裟ではなくそんな確率なのである。

考えてみると、ずっと昔から「カメラは実用品」ではあったけど、趣味のアイテムではなかったんだろうね。だから、いまになってカメラが下火になったというのとも微妙にニュアンスは違う。僕らなんかは、カメラの趣味といえば「スナップがー」とか言いそうだけど、スナップなんてカメラやらない人からしたら「は???」だからね笑。記念写真でもない、物珍しい決定的瞬間でもない時に、普通の人はカメラで写真撮ったらしないから笑。

なにげに僕らがTwitterなんかにあげてる、なんの変哲もない風景写真なんかは、普通の人に見せたら「この写真の何がおもしろいの?」ってな感じだから。経験あるでしょ?僕はそんなことばかりなので、いわゆるカメラ好きの人たちのタイムライン上でしかそんなスナップ写真はあげたりしないもんね。この色が、とか、この光と影が、とか、このユニークな構図、とか、そういう僕的な少しジンとくる写真は、いわゆる「映えない」写真だから笑。

ましてや、カメラのことを語りあうなんてことは、まず普段の日常生活の中ではあり得ない。このフォルムがなんて言っても、なんだか古臭そうなカメラの話みたいになっちゃうよね、きっと。光学ファインダーがーとか「知らんがなw」とか言われそう。いや、想像の域だけど、そんなとこだろうと思う。そんな会話、怖くて切り出せないからね笑。

そうやって考えると、カメラ産業が復活するというのは、なかなか簡単なことじゃないよね。どちらかといえば、写真を撮ること自体は、以前よりもスマホカメラのおかげで特別じゃなくなったからね。写真を撮ることが特にユニークではないとしたら、やっぱりカメラで撮ることとかカメラそのものがユニークに見えないと、ちょっと趣味の域までは到達しない。

いや、ごめん。この話に特に結論はなくて、カメラをやってる人が周囲にいないから、こうしてブログ書いてますとか、カメラ好きな人をTwitterで見つけてはなんとか生きてます、って話なんだけどね。そんななかなか希望の見えないなか、なにか突破口というかきっかけみたいなことがあるとするならば、それはやっぱりフィルムなんだろうなあ。フィルムがプチブームなのは、やはりそこになにかしらのヒントがある。そんな終わりのない問いをきょうもぼんやり考えている。

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です