カメラへの思い

君はテレビドラマ「カメラ、はじめてもいいですか?」を観たか。

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FUJIFILM X-T5

何個か前のブログに漫画「カメラ、はじめてもいいですか?」のことと、それがドラマ化されて放送が始まることを書いたけど、皆の衆は毎週月曜夜のドラマ、楽しんでいるだろうか。

昨夜、第3話の放送があったんでオンラインで見逃し視聴してみたんだけど、いやあ、なかなか感動的だった。まだ観ていない人はぜひ、以下のBS松竹東急のオンデマンドサイトから観てほしい。放送終了直後から1週間は誰でも見逃し視聴できるので。

いや、何が感動的って、テレビドラマの中に「FUJIFILM X-T20!」とか「PENTAX!」とか「GRIII」なんてセリフが出てくるから。信じられるだろうか! これは間違いなくテレビドラマ史上初の快挙じゃないかと打ち震えている。

テレビ番組の小道具としてキヤノンやニコンは出てきても、PENTAXなんてレアな言葉は普通は出てこないから!。原作漫画に忠実なこのテレビドラマ、ほんと素晴らしい。こういうドラマがあってもいいよね。やっぱりリアリティ出るから。

PENTAX K-3 Mark III

こんなことばかり書くと単なるカメラオタクの戯言に聞こえるかもしれないけど、このドラマが素晴らしいのは「物語の内容」にももちろんキュンとくること。

役者さんの瑞々しさ、ゆるりとした気持ちで見られる独特の「間」、写真に作用する撮り手の気持ち等々、この時代だからこそあえて見たい「そよ風」のようなドラマなのである。もっと言えば、カメラ好きや写真好きじゃない人もニュートラルな気持ちで観てほしい。

ここではあらすじは書かないんで、とにかくドラマを実際に観てもらって、もし、良い!とか分かる!と感じたら、積極的にTwitterなんかで周囲の人へシェアしてほしい。観てみて「つまらなかった」なんていう人はおそらく一人もいないと思うので。

僕は、カメラの未来は上級者よりも「初心者や、これからカメラを始めようかという写真ビギナー層」の人々の気持ちにかかっていると思ってる。そう、カメラがある特定のマニアのものじゃなく、誰でも普通にふだんから持ち歩いてたり、さりげなく構えて撮ることが日常であってほしいから。

RICOH GRIII

現代は人類史上、最も大量の写真が毎日撮られている時代だけど、そんななかでどうせ撮るなら専用のカメラで撮るのが楽しいしクリエイティブだぞと伝わることがどれほど文化的で素晴らしいことかと。

多少大袈裟に聞こえるかもしれないけど、カメラと出会うにはなにかしらのキッカケが必要で、このドラマ「カメラ、はじめてもいいですか?」は絶好の「カメラとの遭遇コンテンツ」なのだ。

原作者のしろさんもきっと喜んでいるだろう、その原作に忠実なセリフまわしやカメラ、そしてカメラでつながるざまざまな世界。ドラマでこの物語の存在を知ったという人は、ぜひ原作の漫画のほうもチェックを。丁寧なコラムを読むと、さらに感動が増幅するので。

漫画「カメラ、はじめてもいいですか?」を読んで、写真をはじめてみる。 日曜日の午後、ふと思い立ってKindleのライブラリーに保存されている電子書籍漫画「カメラ、はじめてもいいですか?」を読み始めて...

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