きのうのPEN E-P7の発表もそうだけど、なんかデジタルカメラ界隈にクラシックスタイルのカメラの波、来てる気がするんだけどどうだろう。
僕の思い込みかなあ。なにしろ僕がまさにクラシックスタイルのカメラ好きなので笑。いや、デジカメにフィルムカメラのスタイルをそっくりそのまま背負わせようとは思っていないけど、でも、なんというのかな、カメラで撮る気持ちよさというのはフィルムカメラ時代にベストバランスが形成されたという思いがあってね。
露出を合わせる物理ダイヤルのかたちや機能性、あのボディの薄さ、金属としての重さや輝き…、どれをとっても、この時代の中にあってとても癒されるというか、行き過ぎだデジタル性を中和するような存在として実に心地いいんだよね。
フィルム写真がエモいと支持されるのも、まあむしろ、こんな時代の中だからかもしれない。
さて、もし本当にクラシックスタイルのカメラブームの兆し?があるなら、それは僕にとっては追い風だ笑。
なにしろ、Nikon Df、OLYMPUS PEN-F、FUJIFILM Xシリーズのカメラたち、、ちょっとマイノリティなカメラばかりを偏愛してきた僕の選択が、それほどニッチな少数派でもなくなるかもしれないから笑。
ま、それは言い過ぎだとしても、カメラが実用品ではなく嗜好品となったいま、単に最先端のミラーレス機能競争みたいなベクトルだけじゃなく、こういう心を満たす方向も選べるようになれば、それは少しカメラの未来に可能性を感じるのは僕だけだろうか。
しばらく、このカメラの流れに注目していくとしよう。