FUJIFILM X-T5日曜日の午後、ふと思い立ってKindleのライブラリーに保存されている電子書籍漫画「カメラ、はじめてもいいですか？」を読み始めている。もう何度も読み返している漫画本。電子書籍ならいつでもどこでも読み直せるから、僕の本棚は電子書籍派だ。
で、この漫画「カメラ、はじめてもいいですか？」だけど、現時点で第1巻から第4巻まで単行本化されていて、たぶんカメラをやっている人なら知ってる人も多いだろうし、読んだことがある人もけっこういるのではないだろうか。
そう、つまり今日のブログはカメラをこれからはじめてみようかな？とぼんやり考えている人をイメージして書いている。おのずと漫画本「カメラ、はじめてもいいですか？」の存在をまだ知らない人向け。なのでカメラのこともこの漫画のことも詳しい人は、ここで離脱してもらってもOKです笑。
で、再びこの漫画本のことだけど、タイトルにある通り、まさしくカメラで写真を撮ったことがない主人公のひとりの女子高生が、ひょんなことから周囲のカメラ女子の仲間たちからカメラのことや写真の楽しさを気づかされて、日常が変わっていく様子が描かれている。
そう、誰が読んだら楽しい漫画本かといえば、同じように「これまでカメラや写真に興味（ふれるキッカケ）がなかった」という人がいちばんだし、「なんとなく平凡な日常にちょっと変化をもたらしたい」という人が読むとシチュエーション的には大共感できるはずなのである。
それこそ、カメラや写真の知識がない人が、どんなことを基準にしてじぶんにあったカメラを選べばいいのか？とか、写真を撮る時にどんなまなざしや心持ちがたいせつなのか？とか、そんなことが一から書いてある。しかも分かりやすい漫画と、ありがたい補足コラムとで。
たしかにネット上を検索すれば「初心者におすすめのカメラ10選」とかそんな記事はいろいろ出てくるけど、僕的にいえばそんなよくある系の比較記事よりも、この漫画本「カメラ、はじめてもいいですか？」を第1巻から第4巻まで買ってみて、一気に読んでみるほうが絶対いいと思う。
カメラをやってるとだんだん分かってくるのだけど、写真は機材以上に「心持ち」がその表現の良さや楽しさの大半を左右する。そうした「心持ち」を感じるのに、この漫画本はとてもよく効くのである。具体的にカメラの機種なんかを検討するのは、この漫画本を一気に読んだ後からで十分なのである。
パッと見は、なにやら萌え系のマニアックな漫画本に見えるかもしれないけど笑、中身はとても真面目で熱い本（原作者のしろさん、勝手な解釈すみません）。おそらく4巻まで読み終えた頃には、気分はかなりカメラ女子（カメラ男子でももちろんOK）に自然となれていて、ようやくカメラ選びみたいなことが平常心でできる状態になってると思う。
それくらい良くできた漫画本なので、実は明日7/3からBS松竹東急で実写ドラマ化されて放送がはじまるのだ。BS放送なんで視聴できるのかはちょっと心配なんだけど、オンライン配信サイトもあるんで、見逃し配信とかの形式でなんとか観れるんじゃないかと僕は静かに祈っている笑。
ドラマ「カメラ、はじめてもいいですか？」
第一話放送まであと2日！！！
ぜひよろしくお願いします📷💙t.co外部リンク— 手島 実優 Miyuu Teshima (@myuchn_101) July 1, 2023
でも、これからカメラをはじめる人なら、やはり漫画本のほうをまずはおすすめする。やっぱりコラム解説なんかも含めて中身が濃密なので。
カメラの世界って昔からキヤノンやニコンが代表格で、初心者の人もなんとなくイメージとしてそうした二大メーカーや最近だとミラーレス機の代表格としてソニーのカメラなんかをまずは調べ始めると思うのだけど、このストーリーの中にはある意味個性的？なFUJIFILMやPENTAX/RICOHのカメラなんかも出てくる。
そうやって、カメラブランドがどうのとか、スペックがどうのとか、そういう既成概念みたいなものにとらわれずに、ニュートラルでカメラのある日常のことを考えられるのがこのカメラ漫画本のいいところ。そういう意味でも、まずはフラットな気持ちでこの漫画本からカメラと向き合ってもうのがいちばんいいかなって。
まあ、こうしてカメラ初心者の人やこれからカメラを検討しよつなかって人に向けてブログを書いているけど、たぶん僕のブログにたどり着く人たちはすでにカメラ関連ワードとかで検索してたどり着いた人たちがほとんどだろうから、これがなかなか情報伝達としてはむずかしいのだけど笑。
みなさんのまわりに「カメラをこれからはじめようかな？」と考えている人がいたら、ぜひこの漫画本のことを教えてあげてくださいな。一度、購入すれば、その後、何度も読み返せるカメラや写真の参考書みたいな存在にもなると思うので。
では、みなさんのカメラと暮らすことによって日常がユニークに転がりはじめることをかげながら祈っています。
