本と音楽と余暇

きょうは、二つの写真関連動画の備忘録みたいな話。

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きょう僕が見た写真関連動画たち。

秋の三連休の初日、朝の散歩にはルーティンでNikon Zfに久しぶりにMr.Ding 50mm f1.1をつけて散歩カメラしたんだけど、あとはなんとなく疲れたカラダを休めたくて、のんびり写真関連の動画を眺めたりしていた。

一つ目に見た動画は、おなじみ「写真文化の伝統師、トモ・コスガさん」の本日アップされた動画だ。とりあげられていたテーマは、こちらも写真好きの人にはおなじみの「アレック・ソス」の話。

とはいえ、アレック・ソスについては、僕なんかは知ったつもりになってるけど、なんら深いことは分かっていない。かといって、いろんな情報をじぶんで収集して理解を試みるのはなかなか大変。そんななかで、こうやってトモ・コスガさんがバックボーンも含めて咀嚼したり、膨らませたりして解説してくれる動画は貴重なのだ。

とはいえ、この動画は60分ほどある。たぶん、トモ・コスガさんも話し出したら自然と長くなったんだと思う。それほど、アレック・ソスには、その人生観とか写真集好きといういろんな伏線があり、点と点がいろいろ繋がっているゆえだろう。

三連休で少し時間のあるこの週末だからこそ、のんびりとトモ・コスガさんの話とアレック・ソスの視点みたいなものに少し浸かってみるのはどうだろう。

そして、もう一本の動画が、写真家・吉村和敏さんの「8×10の撮影シーン動画」である。なぜ、この動画にたどり着いたかというと、僕が吉村さんのYouTubeチャンネルを登録していることもあるのだけど、アレック・ソスの動画からの「8×10つながり」だったのである。そう、アレック・ソスも8×10で撮っていて、その流れで吉村さんの動画も「おっ、タイムリー」と思い、そのまま見たのだ。

吉村さんが愛機をエボニーを担いで渓流に入り、三脚を立てるところからレンズを設置して画角やピント、露出まで追い込んで行く様子がリアルに映し出されてるのだけど、いやあ、その大きさとか重さ、手間をかける世界の臨場感があって、8×10の世界の日常がとてもよく伝わってくる。

と同時に、面倒くさがりの僕にはとても真似できないとも痛感するわけだけど、吉村さんは公式ブログのほうに、なぜいま8×10のポジフィルムで撮っているのかという背景みたいなことも書かれているので、興味のある人はそちらもご覧ください。ほんの少しだけ、8×10に興味がわいてきた…笑。

あとついでに、きょうは川上未映子さんが村上春樹さんのロングインタビューをまとめた本「みみずくは黄昏に飛びたつ」も電子版で購入した。きのうからノーベル文学賞の件で来年恒例の村上春樹さんの話題がいろいろ出ていたけど、そんな最中に川上未映子さんがXでこの本を読んでみてほしいとポストしていたのである。

なんとなく三連休で時間もあるし、という事が頭の中にあって、じゃ読んでみるかと、とりあえずすぐ入手して読み始められる電子版にしてみた、というわけである。動画もいいけど、やっぱり本はいい。イマジネーションを広げるのが、完全に読み手に委ねられた世界だからだろう。

まあ、いずれも感想を書くとネタバラシになるので、ブログで紹介するのは、こんなたわいのない僕の「それを見た動機」くらいしか書けないけど、個人的な備忘録であり日記だということでご了承いただきたい。

というわけで連休初日の夜。さて、あなたはどんなインプットをして過ごしているだろうか。あと二日の休み、僕はというと懲りずに明日のカメラのことなんかを考えておる。ささやかだけど、けっこう幸福感があるのが写真趣味のよいところである。

◎トモ・コスガさんの話は、過去にもいくつかブログに書いているので、気になる人はぜひブログ内検索して読んでみてください。

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