フィルムカメラ

今月[2020年6月号]のアサヒカメラは、かなり買いだと思う。

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アサヒカメラ 2020.6月号表紙

毎月出てくる雑誌を「今月は買い」とか買いじゃないとか言い出したらキリがないんだけど、それでもあえてこの6月号は買いだと買いておこうと。

内容はね、書けないよね、ご了承を。でも、この表紙にドンと大きく掲げられてる「いまこそ、フィルム!」っていう、この言葉に今号の濃密さは凝縮されている。米 美知子さん、立木義浩さん、川島小鳥さん、奥山由之さん、どの方のインタビュー記事も濃厚で、本質的で、それでいて過去というより未来が感じられて、僕は昨晩、本当にお風呂読書でのぼせて倒れそうになった。それくらい没入感あります。

あとね、写真家の人以外にもプロラボ関連の方々の話が実におもしろかった。「探訪 個性派ワークショップ」と銘打たれた内容も、話し手の人たちの迫力を静かに感じる。その後に続く「現行モノクロ&カラーネガフィルム 68本の実力を詳細チェック」という特集も、いままさにフィルムで撮ってる人たちにはリアリティのある気づきてんこ盛りだろうし、フィルム写真をデータ化する方法論なんかもパターン別に考察されている。

それとね、我らがドクター赤城さんの「フィルムカメラ購入ガイド」付きだから、初心者の人が見ても至れり尽くせりとはこのことじゃないだろうか笑。僕は写真関連の本でもどんどんKindleで買っちゃうんでアレだけど、写真の描写が当たり前だけど相当数あるんで、紙の版で見るほうが本能に刺さるかもしれないね。

というわけで、僕が本、なかでも雑誌をストレートにおすすめすることはあまり無いんだけど、今号のアサヒカメラだけは一人でも多くの人におすすめしておかないと、と思って昼休みにサクッと書いてみた。必読です。

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