Leica M-P typ240

レンジファインダーで撮るということ。

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現在使っているLeica M8と沈胴式の初代ズミクロン

このブログでもたびたび取り上げている渡部さとるさんのYouTubeチャンネル「2B Channel」で、昨日たいへん興味深い動画を拝見した。M型ライカ、いやレンジファインダーで撮るということに対する萩庭桂太さんとの対談動画である。

まずは、その動画をご覧いただければと思う。

いかがだっただろうか。まさしく、レンジファインダーで撮った経験のある人なら、そのなんとも言えない独特の撮影感覚である理由がとても言語化され、あらためてレンジファインダーで撮る行為のおもしろみを感じとったことだろう。

でも同時にレンジファインダー=「距離というものさしで撮る」ということに、なんかゾクゾクするような気づきを新たに覚えた人も多いのではないだろうか。僕はまさしくそうだった。

そう言われれば「レンジファインダー」という種類のカメラをどこか知った風に捉えていたじぶんだけど、いやいや僕はほぼ理解していないまま使ってるぞとハッとするわけである。

僕が初めて手にしたレンジファインダー機 Leica M3

それに対して萩庭さんの解釈の深さは唸らされる。レンジファインダーで撮ることをとことん突き詰めて考え抜いた人だから発せられるその言葉の深さ、鮮明さ、説得力が段違いなのである。

レンジファインダーは他のカメラと原理が違う、概念が違う。だから当然、写真との向き合い方が変わる。M型ライカで撮ると、頭の中がなんだかリセットされるような感覚に陥るのは構造的にも必然なのである。

でも、これでまた知った風の気分になっちゃいけないと思った。萩庭さんと渡部さんが話されているレンジファインダー=距離論はもっと深いのだ。ぼくが一度聞いたくらいでは理解できない本質のさらに本質のような話なんで、この動画を何度も見返して、そしてレンジファインダーで撮影することを繰り返して、本当のじぶんの実感がとして「感じたい」と思った。

僕が初めて手にしたM方デジタル Leica M-P typ240

だから、ここでは僕の浅い感想は書かない(書けない)。とにかく皆さんもこの動画を繰り返し見てもらって、じぶんなりの理解や疑問を楽しんでもらうのがいちばんだと思う。

渡部さんも言われているけど、たしかにこの動画では「凄いこと」を話している。こんな話が聞けてしまうのは、毎度ながら2B Channelには本当に感謝である。

そして、この話には続編があるとのこと。さらに脳みそが覚醒するのを求めている。楽しみに続編を待ちたいと思う。僕自身もレンジファインダーでいろいろと実験的撮影を試みながら。

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