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別に宣言とかそんな堅苦しい話ではないんだけど、もしかしたら来春2024年、後継機が出るかも!?というツイートを見かけたので「それはいい話だけど、僕はX100Vを使い続けるだろうな」と、ふと思ったのである。
X100Vは僕が本格的にFUJI機を愛用しはじめたきっかけになったカメラ。いま、X-Pro3やX-T5を溺愛しているのも、はじまりはX100Vを手にした時の好印象から。
いや、それまでもX-Pro1やX-E3なんかは使っていたんだけどなんとなくサブ的で。FUJI機がメイン機へと明確になっていったのはX100Vからという、ちょっと僕にとってはエポックメイクなカメラなのだ。
なにがそんなに強烈な印象だったの?と聞かれると言葉にするのはなかなかむずかしいのだけど、一言でいえば「ちょうどいい、気負いなく使える写真機」ということかな。
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X100Vはレンズ固定だけど、それ以外のFUJI機でも僕はオートフォーカスのフジノンレンズをつけて使っている。ラフに、気軽に、カジュアルな気分で撮れる質感と描写にすっかり魅せられたのだ。
オールドレンズも好きだけど、それはライカM型デジタルで楽しめばいいやと思って、FUJIFILMのカメラはとにかくラフさや気軽さを重視している。もちろんフィルムシミュレーションの描写も唯一無二のもの。
で、そんな異常に気に入っているから後継機には買い替えないというのもあるんだけど、そもそも最近は「カメラは、壊れたら買い替えるというサイクルでいいんじゃないの」とちょっと思ったりしていて。
だから、X100Vだけじゃなくて、X-Pro3もX-T5も僕はたぶん買い替えない。いや、そのスタンスを覆すような魅力的な新製品が出てきたらその時は分からないのだけど笑、まあ気持ちはそういうことだったり。
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でも、X100Vが欲しかったけど手に入らないからと悩んでいた人には朗報かもしれないね。出てくるとしても、かなり先の話にはなるかもしれないけど。
そこまで待てない人は、思い切ってX100Vを探して手に入れちゃうというのも、ぼくは十分アリな選択だと思う。性能的にもきっと後悔することはない出来栄えなので。
カメラって人間と同じで「縁」みたいなところあるから、気持ちがピタっと来た時が買い時だったりするよね。じぶんらしい写真生活を歩む、いい出会いがどうかありますように。