SNSでなにやらコダックのコンデジが人気らしいと聞いて、ここ数日間ちょっと適当なコンデジをいくつか調べていたんだけど、よくよく考えると、僕はすでにいいモノを持ってるじゃないか!と。
そう、我らがPENTAXブランドの小洒落たコンデジ「PENTAX Optio H90」である。
ぱっと見、とてもモダンで現代的に見えると思うんだけど、発売は2010年でいまから14年前のカメラなのだ。RICOH GRシリーズもまだAPS-C化されていないGR digitalシリーズの頃だろうか。この時代のカメラをはたして「オールドコンデジ」と呼んでいいのか?というのはあるけど。
まあ、でもこのOptio H90はCCDセンサーなので、PENTAX的にもひと時代昔のものと区別してもいいだろう。気になるひとにはメーカー公式のスペックを以下に貼っておくのでご覧くだされ。
ひと昔前のPENTAXはデザイナーにマークニューソンを起用したりして、前衛的でポップなデザインのカメラをけっこう発表していた印象があるけど、このOptio H90もまさにデザインファーストのようなカメラで、いま見てもまったく古さを感じさせないのはなかなか凄い。
このカメラをぼくが手に入れた時は、なんとお値段も4,500円くらいで、ランニング途中に立ち寄ったリサイクルショップでたまたま見つけて購入したものだ。
冒頭にふれたコダックのコンデジでも2万円程度はするとのことなんで、それからすると破格に安い。それでいてめちゃくちゃコンパクトでめちゃくちゃお洒落だ。だったらもうコレでいいじゃないか!と思い至ったのであった。
購入した時のブログ記事と、試し撮りをした時のブログ記事があるので、それも下に貼っておこうと思う。興味のある人はのぞいてもらえると、なんとなく写りとかデザインの良さもお分かりいただけるのではと。
で、どれも「え、いまこんないいお値段するの?」というプライスタグがついていたように思う。まあ、世の中、需要と供給のバランスで中古相場は変動するわけだけど、同じモノが急に値上がりしたりするから、市場経済って凄いなと笑
とはいえ、古いモノはそれなりに使い勝手の不自由さもあったりするのが常だから、古いセンサーの「エモさ」みたいなものよりスマートな使い心地を優先したい人は、コダックの現行コンデジなんかをチョイスしたほうが無難かもしれない。
僕なんかは少しの不便さも含めて古いカメラが好きなんで全然気にならないけど、底は周囲の流行りに流されず、じぶんの直感で「合うモノ」を選んだほうがいいね。
というわけで、きょうはちょっと変わり映え?のオールドコンデジの話でした。
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