カメラとレンズは種類を問わず愛おしく興味深い。
Canon EOS R7, RF 100-500mm f4.5-7.1 L IS USMふだんは日常スナップがメインなので、おのずと愛用のカメラやレンズは比較的コンパクトなものが多いのだけど、かといって大ぶりなカメラやレンズが嫌いというわけじゃない。
誤解を恐れずに言えば、カメラとレンズについてはどんなものでもすべて愛おしいのだ。変だろうか。
カメラ好きな人ならおなじみの赤城耕一さんが以前、なにかの読みものでおっしゃっていた「カメラ博愛主義なので」というのが、そのレベルの違いはあるものの、僕も気持ちとしては同じ思いみたいなところがある。
なので、たまにこうして超望遠ズームなるものをぶら下げて、その重みに腰を押さえながらいかにも不恰好に飛行機や野鳥などをつかまえようと悪戦苦闘していたりする。まったく知識も腕もないが、本人的にはいたって楽しいのである。
そういえば、なぜこの日の朝に超望遠を持って出かけようと思ったかというと、夜中というか夜明け時にYouTubeで金村美玖さんが白レンズをつけてライブフォトに挑戦している動画を見たからだ。
金村美玖さんはアイドルである一方で日芸写真学科を卒業されたフォトグラファー。ふだんは愛機のSony α7系に比較的コンパクトなレンズをつけて撮影を楽しんでる印象があったが、この日は企画とはいえフラッグシップ機α1に白レンズなどをつけて撮影に挑まれていたのだ。そんな姿を見ていたら、ついつい僕も白レンズをつけて息を切らしながら撮りたくなって…。
まあ、要は「まだ見ぬ世界」を人は見たいのである。撮影シチュエーションもそうだけど、機材もそういうところがあって、いろんな機材のいろんな部分をのぞいてみたいという、よく言えば好奇心、悪くいえば沼的な(笑)人間本来の欲望が、人生の中に顔を出すのである。
好奇心は人間的本能の最たるものだから、これはしょうがない。財政破綻しない程度に、でもできればあとになって「アレを一度使ってみたかった」と後悔しない程度に、できるだけいろんな機材と出会い、ちょっと一緒に撮り歩いてみるというのがなにも何も変え難い歓びだったりするのだ。みなさんはどうだろう。
超望遠のことを書きたかったわけじゃないから、タイトル写真を見かけて読み始めてくれた人には申し訳ない。きょうは超望遠の話ではなくて、ふだん馴染みの薄い機材と過ごしてみるのも楽しいし、新しい気づきや新しい方向性が見えたりして、やっぱりカメラやレンズっておもしろいよね、という話である。
Canon EOS R7, RF 100-500mm f4.5-7.1 L IS USMカメラやレンズはスペックというものが存在するけど、実際に一緒に暮らしてみないと見えないところがたくさんあるアイテムだともいえる。カメラ屋さんでちょっと触っただけでも分からないようなところがあるから、このモヤモヤとした状況を突破するには、ちょっとじぶんの背中をじぶんで押すという、なかなか難儀な行動をとる局面にも見舞われる。
しかし、僕のつたない経験値でいえば、うんうんと唸って悩んでる状況なら、ちょっと勇気と財布を振り絞ってダイブしてみると、ほぼほぼいい結果しか出ないことがほとんどだ。写真の神様は意外と裏切らないのである。
なんの話をしてるのか分からなくなってきたが、まあ来年2026年も衰えることのない好奇心と向き合って、じぶんなりの「好きな写真と出会うため」に、馴染みの薄かった機材にも目を向けたりして、フレッシュさを適度に注入していこう、という話である。
あと10日間ほどで来年である。さて、あなたは来年は向けてどんな思案をしているところだろうか。





















































