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週末に手に入れたCCDセンサー時代のコンデジ Pentax Optio H90の試し撮り、きょうは街中で少しだけシャッター切ってみた。このOptio H90は基本、撮影時はカラーで撮り、その後デジタルエフェクトという機能を使って写真を編集(現像)できるんだけど、昨日少し試した感じでは、あくまで簡易的な機能だと感じたんで、僕がふだん使っているiPhoneアプリ「RNI Films」でモノクロ現像化してみることにした。
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このアプリは、僕がふだんiPhoneカメラで撮った写真にフィルターをかける時に使っているものだけど、モノクローム以外にカラーもあり、実在するフィルムの銘柄をモデルにしたプリセットがいくつも選べる。このOptio H90で撮った写真はILFORD Delta100のプリセットでモノクロ化してみた。どうだろう。
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撮ってる感覚としては、とにかくカメラが小さいから、街中で無の存在になれる、そんな感じ。周囲の人は誰一人「あ、カメラで撮ってる」なんて思ってこちらをみる人はいないし、撮ってるこちらも背面モニターがあるけどほぼノーファインダーで撮ってるから、やはり撮影してるって感じの立ち姿でもない。名刺大くらいの大きさしかないカメラだから、そうなるよね。
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ほぼ歩きながら撮ってるんでピンが甘かったりもするけど、それでもこれだけ撮れれば十分なんじゃないかと。2010年に発売された10年モノのCCDセンサーのコンデジだけど、RICOH GR digital IIIなんかと同じ年代のカメラだから、そこはけっこう普通にちゃんと撮れるし、起動の速さとか動作感覚も全然ストレスはない。これは意外とやるスナップシューターだぞ、なんて思った。
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きょうは時間も無かったんで、ほんと通りすがりにシャッター切った感じだけど、この小さなボディならいつでも持ち歩けるし、おそらく高感度は苦手だと思うけど、こうして日中なら意外ときっちり撮れることも分かった。コンデジとは言え、そこはPENTAX Lensが載っかってるんでなかなかキレのある描写をするし、また撮りたいと思わせるパワーもある。
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こんな良質のカメラがいまでは数千円で手に入るわけだから(当時もかなり安値で売られていたみたいだけど)、オールドデジカメの世界はやめられないのである。しかも、昨日のブログにも書いたけど、このカメラのデザイン性は素晴らしいものがある。誰もとても10年前の製品とは思わないだろう。写りもよし、存在感もよし、なにより携帯性が素晴らしい。ちょっとだけ森山大道さんの気持ちが分かる?そんなコンデジなのだ。