きょうも懲りずに試し撮り中のコンデジ、SONY RX100 M3と共に移動し、道すがら何枚かシャッターを切った。撮影するために出かけたわけじゃないけど、そんな移動の合間にひと息つくようにスナップするのが精神安定剤のようで心地いい。
まあ撮れる写真は何か特筆すべき写真でもなんでもないわけだが、本人的にはシャッターを切ることだけで満足しているわけだから、趣味のカメラとはやはり手軽で趣味人にやさしい。
連日書いてるけど、このSONY RX100 M3はやはりファインダーがあるのがいい。1インチセンサーの描写も当初の僕の想像を軽やかに裏切ってくれたし、このさりげない「いい感じ」がロングセラーを続けてきたRX100 M3の根強い魅力なのだろう。
きょうは、週末に散歩で試したトイカメラモードを街中で試してみようとシャッターを切った感じ。思ったよりいい感じで撮れて、これは今後も使えるぞという実感を得た。こういう密かな試し撮りの連続が僕は楽しいのだ。
かといって、RX100 M3ばかり持ち出してると他のカメラたちがヤキモチを焼くので、GRもPEN-FもX-Pro3もX100Vもいろいろと持ち出さないといけない。カメラは不思議とヤキモチを焼くと故障したりするからね。どんな頑丈なカメラも、そこのところはデリケートなのだ。
きょうの話に結論はないが、まあ街中は壮大な試し撮りのフィールドで、ここにひとたび出動することを覚えると、もうその微妙な差異とか光、色の加減なんかを日々いろいろと試したくなるスイッチが人生に入る。
退屈なんて言ってる暇がないくらい、いろんなことが動き出す。他人から見れば些細な事でも、撮り手にしてみれば実験の連続だからね。
なんか来る日も来る日も退屈なんだが…という人には、僕は圧倒的に一台のカメラを手にしてみることをおすすめする。そうすると、もう助けてというくらい日々が動き出す。そして「一生、試し撮り」が始まるのだ。
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