数日前のブログにも書いたのだけど、ここのところ鳥を撮るための超望遠機材のことを少し検討している。といっても、ちょっと調べただけでもガチでこの世界に入っていこうとすると、やはりけっこう予算的にも高額な世界に突入することが分かる。
まず最初に考えたのが、鳥を撮影するのにどのマウントをベースにするかということ。僕の手持ちの機材でいえば、PENTAXかFUJIFILMがいいなと思った。APS-Cで1.5倍程度の画角が得られるしね。
2倍の画角が得られるマイクロフォーサーズも考えてはみたけど、僕のカメラはグリップのないPEN-Fなんで、これはちょっと無理かなとひとまず除外してみた。
で、PENTAXかFUJIFILMかということになると、基本のボディはPENTAX K-3IIIとFUJIFILM X-T5。どちらもクロップ撮影ができで、K-3IIIは1.3倍、X-T5は2倍。高画素機であるX-T5をベースにXマウントの望遠レンズを手に入れてみるのもたしかにアリだなと。
でも、これは完全に僕のイメージの話なんだけど、超望遠でシャッターを切るその雰囲気としてはPENTAXの一眼レフがいいなと思った。光学ファインダーをのぞいて撮りたいというのもあるけど、もっと心象的な理由というか、静かに場所で厳かにシャッターを切るそのストイックな行為にはPENTAX機がよく似合う、そう思ったんだ。
で、PENTAXの超望遠レンズを調べてみると、いちばん焦点距離が長いのはD FA 150-450mmだということが分かってくる。調べてみるとその造りの質感は美しいし、いかにも男心をくすぐる。しかし、同時にかなり高価なことも分かる。
僕が鳥を撮りたいと考えたきっかけは、冬場になるといつもの散歩道に現れる水鳥たちをもう少し近くで撮ってみたいということなんだけど、冬場を越えたら果たして僕は鳥を撮るのだろうか?とか考えると、いきなりD FA 150-450mmにダイブするのも行き過ぎだなとも思える。
で、当面の方向としては、いま散歩に持ち出しているK-3IIIとDA 55-300mm PLMにテレコンバーターを足してみるのがいいんじゃないかと。これだとAPS-Cの1.5倍の恩恵にクロップの1.3倍を利用、加えてテレコンの1.4倍を足すと約840mm超ほど稼げるんじゃないかと。(そういう考え方で合ってるのかな。間違ってたらごめん。)
とはいえ、このテレコン(PENTAXではリアコンという呼称でいいのかな)にしてみようかという結論もほんの数日間しか検討していないんで、これもまた判断としては軽率すぎるなとも。なので、もうしばらくいろいろ調べて検討してみたい。いまのところはリアコンを足す、というミニマムな出費で楽しめたらなと。
まあ、僕が検討している間に冬が終わりに近づき、水辺の鳥たちがいなくなってしまうのでは、という心配材料もあったりはするんだけど笑。
でも、僕の写真の日常はコンパクトな単焦点レンズとカメラによるスナップが中心なんで、あまりあれこれ手を広げてもすべて消化しきれないだろうという想像もつく。ひどまずはリアコンをプラスするレベルで、じぶんの超望遠への興味の度合いを確かめてみようかなと考えている。
それにしても、PENTAXのD FA 150-450mmはその見た目も男のロマンが感じられて、夜中にネット記事や公式サイトを眺めていると思わずポチりそうになったことは内緒である笑。焦りは禁物なのである。それは鳥を撮影する時の心境のように…。
追記)ブログ内コメントでK-3IIIの最新ファームウェアへアップデートするとクロップ×1.7が使えることを教えていただいたので、上記の焦点距離はさらに伸びることになります。教えていただきありがとうございました。
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