PENTAX K-30

PENTAX K-30とFA43mmの軽快さは、なかなかいいぞ。

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PENTAX K-30, FA 43mm f1.9 Limited

今朝、散歩に持ち出したPENTAX K-30とコンパクトなレンズの組合せがあまりに気持ちよかったんで、その流れのまま午前中にこのブログを書いている。日曜日の始動としては気持ちのいいスタートだ。

で、このPENTAX K-30だけど、ペンタキシアンな人たちは当然ご存知だろうけど、あまりPENTAX機に馴染みのない人はその存在を知らない人も多いかもしれない。発売されたのは今から10年以上前の2012年だからね。

僕は去年に程度のいい中古を見つけて購入したんだけど、これがほんと、なかなか良いのだ。まず、なんといってもルックスがいい。見てもらうと分かると思うけど、その逆スラントのペンタ部がなんといっても独創的だ。

僕はその逆スラントの形状が昔のBMW車の面影があって、いちおう昔からのBMWファンでもあるんで、異常にシンパシーを感じてしまったというか、購入動機はこのデザイン一点突破だった。

PENTAX K-30, FA 43mm f1.9 Limited

けれど、お店で実機を手にしてみたら、僕が初めてのPENTAXデジタル機として使い始めていたK-3 Mark IIIよりも俄然、コンパクトで軽いことに気づく。で、いざ購入して普段使いしてみても、これは機動力としては「使える」とその良さを再認識したのだ。

まず深めのグリップがいい。思わず片手でぶら下げて撮り歩きたくなる気持ちのいい引っ掛かりがある。光学ファインダーの大きさと美しさも僕はまったく不満は感じない。シャッターフィールもいかにもレフ機らしい小気味いいもの。つまり、エントリー機というより、小型軽量で機動力があるアクティブ機みたいな印象を僕は持った。

ちなみに、僕のK-30は単三電池で運用している。中古で購入した時に単三電池ホルダーが付いていたんでそれをそのまま使用してるんだけど、これが信じられないくらい電池の持ちがいい。何日も電池交換せずに使えて、これ電池残量メモリが狂ってるんじゃないか?と疑うほど笑。

PENTAX K-30, FA 43mm f1.9 Limited

で、あくまで僕の個体の話だけど、この単三電池での運用だと、よく言われる黒死病も見られない。ちなみに純正バッテリーを買い足したのだけど、純正バッテリーだとこれが黒死病かな?みたいにシャッターが上手く切れず黒い画像データがいつのまにかたまってたりしたんで、もしかしたらこれが黒死病と呼ばれる症状なのかなとか思ったり。

あと、MFレンズはあまり相性が良くないみたいで、僕はAFレンズで運用しているけど、つまり単三電池とAFレンズでの運用であればなんら問題なく使えている。これはもし、同じような症状でちょっと悩んでる人がいれば参考になればいいなと思い、書き足してみた。

そのAFレンズ、これまではSIGMA 18-200mmの高倍率ズームを使ってたんだけど、きょうは初めてFA Limitedレンズをつけて撮り歩いてみたわけだけど、いやあ、これがコンパクトPENTAXここにあり!みたいに、実に軽快で気持ちいい。やっぱり小さく軽いのは正義だなとしみじみ思う。

PENTAX K-30, FA 43mm f1.9 Limited

決して大袈裟ではなく、この軽量コンビなら何時間でも歩き続けられそうな気さえする。世の中はミラーレスにシフトしてるけど、この軽量コンパクトさならミラーレスとまったく遜色ない。それでいて、程度のいいK-30でも中古で探せば一、二万円で見つかるのではないだろうか。

AFレンズも明るい単焦点の50mmのレンズが一万円しない価格であったりするし、上手く探せばまったく高額な予算を用意しなくてもPENTAXスナップが楽しめる。カメラを始めようとする若い人たちなんかは、こんな機動力のあって使い倒せる機材でとにかくシャッターを切りまくれば、それこそプライスレスなひと時を手に入れられると思う。

写真機として楽しむなら、なにも最新の機材を揃えなくてもなんら不満は感じないし、なんなら少しヴィンテージ感のある機材で撮るほうが感慨深いのもカメラのおもしろみだ。そうやってPENTAXの良さが十二分に分かってから、満を持して新品の最新機を手に入れると、さらに感慨深さが増すと思う。

そういう「とことん使い倒す道具」としての魅力みたいなものが、特にこのPENTAXのカメラたちには宿っている気がする。さて、僕もこのブログを書き終えたら、再びこの軽量コンビであるK-30とFA43mmとで、スナップウォーキングへ出かけたいと思う。では、よい日曜日を。

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