PENTAX K-3 Mark III

PENTAX K-3 Mark IIIを選んで間違いなかった。

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PENTAX K-3 Mark III, DA 55-300 PLM

K-3 IIIが僕のもとへやってきてニ、三週間経つだろうか。Twitterを見てくれてる人なんかはお分かりだと思うけど、K-3 IIIは想像以上に僕の好みにフィットし、いまではいちばん頻繁に連れ出すカメラとして活躍してくれている。

レンズもその後、標準ズームに加えて、オールドレンズの単焦点、そして望遠ズームも加わって、いろんな角度からPENTAXの世界をのぞき見しているところだ。

一言でいえば、とにかく楽しい。

PENTAX K-3 Mark III, smc PENTAX-M 50/2

そんな大したものは撮っていないんだけど、とにかくシャッターを切っているだけで心が和む。やっぱり、シャッターフィールが格別に気持ちいいんだろうね。

これまで使い慣れてきたレフ機の感触が心地いいというのは確かにあるんだけど、K-3 IIIのシャッターフィールはそんな単純な話ではなく、とてもモダンな印象もある。

「ディッ」という小気味よさで決まるシャッター音は、なにかNikon Z6のシャッター音に似ている感じもして、感覚的には一眼レフと最新ミラーレスのハイブリッドみたいな気持ちよさがあるんだよね。

そういう意味では、一眼レフを使っているというより「K-3 IIIを使っている」という感覚が色濃くて、一眼レフというジャンル云々よりも「個性」が光る、いかにもPENTAXらしい出来栄えのカメラだと思う。

慣れとか懐かしさだけなら、何も最新の一眼レフ機であるK-3 IIIを買う必要はないと思うけど、そこにモダンさも求めるとなれば、このK-3 IIIの撮影フィールは間違いなく現行カメラ購入の選択肢のひとつになるし、いかにも「いいカメラを手に入れた」という高い満足感も感じさせてくれるだろう。

PENTAX K-3 Mark III, DA 20-40 Limited

もちろん、K-3 IIIを購入する予算があれば、最新のフルサイズミラーレスという選択肢も十分ある。これから先、何年も使うであろうカメラを購入するとなればミラーレス機を購入したほうが漠然と安心感はあるだろう。

けれど、求めたいのは先々の安心感ではなくて、いま撮っていて楽しくありたいという、ピュアでエモーショナルな歓びだったりする。僕の場合は間違いなく、そうだ。

もし僕と同じような感覚であるならば、いまの世の中の時流とか周囲の声に流されることなく、いいモノはいい、世の中の声よりじぶんの内なる声をものさしにして、K-3 IIIを選ぶという行為は大いにあると思う。

そして、そこまでこだわり抜いて手にしようとする熱みたいなものに対して、決して裏切らないのがK-3 IIIに込められた圧倒的な熱量なのである。

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