Leica M8

Leicaの赤バッジについて感じたこと。

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Leica M8

僕がこれまで使ってきたライカのカメラには、いわゆるLeicaの赤バッジというものがついていない。バルナックライカ、Leica M3、Leica M-P typ240のいずれも、軍艦部に筆記体のLeicaの刻印はあるのみだ。

たがらなのか、これまであまり赤バッジの見え方みたいなものを意識したことがなかったんだけど、最近手に入れた赤バッジつきのLeica M8を首からぶら下げて撮り歩いた数日間でわかったのは、赤バッジは想像以上に他人の目を引くということだ。

たった数日のことだけど、赤バッジ付きのシルバーボディのM8を首からぶら下げて撮り歩いたら、特にカメラのことに詳しくないであろう人たち数人からカメラについて話しかけられた。これまで赤バッジのついていないライカでは感じたことのない反応だ。

僕個人としては初めての赤バッジ付きのライカということで多少の気分転換を感じている程度なのだが、あらためて一般の普通の人にとっては、この赤バッジ=ライカというイメージが強くあるんだなと気づかされた格好だ。

こうなると、多少は僕も赤バッジのことを意識するというか、雑踏にまぎれてさりげなくスナップするには、いささか目立ちすぎるのかなと考えたり。いやいや、それはたまたま知り合いの人間たちだからライカのマークを見て言及してきただけだろうとか。まあ、いろいろふと考えるのである。

誰でも一目見てライカとわかるという点では、ライカのブランド醸成という意味では大成功なんだろうけど、一方で撮り手としてはライカの赤バッジをテープで隠したり、もともと赤バッジを排除したプロ向けのPシリーズなんかをチョイスする人の気持ちも分からないでもない。

良くも悪くも、この赤バッジは視界によく入るということだ。それが良いという人もいれば、それがちょっと…という人もいるから、ライカはちゃんと赤バッジの有無をチョイスできるラインナップになっている。いまさらだけど、あらためてそんなライカの商品戦略みたいなことに気づかされた。遅すぎるというか、鈍いというか笑。

とはいえ、僕はこのシルバーボディの赤バッジを隠すつもりはない。その佇まいが良くて探したモノだから、その思い入れみたいなものは他人の目より大事だ笑。赤バッジがあることでカメラに特に興味がない人ともコミュニケーションがとれるのなら、それはカメラ好きを一人でも増やしたい僕にはむしろ好都合じゃないか!とじぶんに言い聞かせている。

そもそも偏愛するカメラを所有して撮ることは、心地よい自己満足の世界である。他人からどう見えようが、そんなことはつまるところ知ったこっちゃないのである。まあ、多少人前でカメラを出すことに躊躇する気持ちはわくかもしれないが、カメラを構えないと好きな写真が撮れないから、数日もすればここに書いていることもすっかり忘れていると思う。

まあ、でも赤バッジがあることで目立ったりするの?と考えてる人には「思ったより目立つようだ」ということだけお伝えしておきたいと思う。「だからなんだ」という言葉もそえて笑。

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