以前にも同じようなことを書いた記憶がある。連休中にいろんな機材を多種多様楽しみつつ、そんな休みの最後の日の夕方にはLeica M3やLeica M-P typ240で撮り納めしていた記憶だ。
別にすべてをリセットしたいという意味ではないけど、なんか脳みそをいろいろ働かせてさまざまな描写を楽しんだ後は、ちょっとM型ライカでふと撮りたくなるのである。それも、レンズも初代ズミクロンで。
ライカを必要以上に崇拝してるとかじゃないんだけど、やはりLeica M3とその時代のレンズは僕のカメラの原点というか、ちょっと別腹なのだ。気持ちがニュートラルになるというかね。
まあ、撮るといっても愛犬と散歩がてら近所を撮るくらいなんで、特に目新しい光景があるわけでもなく、必要以上に具体的なものを撮るのとは違って、なんとなく辺りの光と影を試しながら撮るだけだ。
でも、だからこそ、いろんなカメラやレンズで撮った後は、その基準点みたいなものを確認する意味みたいな感じで、ライカと初代ズミクロンで撮りたくなるのだ。そう、基準点だな。
僕の現在のM型ライカはフィルム機のLeica M3とデジタル機のLeica M8だけど、先日M3で撮ったフィルムをまだ現像受け取りできていないんで、きょうはM8でデジタル撮影とした。
といっても本人的にはKodak製CCDの初号機M8で撮る時は、気分的にはKodachromeやTRI-Xで撮ってるつまりなんで、割と濃密にかつてのライカ気分を味わえている。願わくば、壊れることなくいつまでも使い続けられると本望なのだけど。
そういえば、一枚目のタイトル写真はライカの新アプリ「Leica LUX」で撮ってみた。いまは二週間のお試し中で有料コンテンツのズミルックスやノクチルックスで撮ってるけど、まあライカはやはり実物で感じたいので、お試し期限の日が来るまでの体験だ。
そうそう、この週末はGIZMONの新しいトイレンズ「Vivilens 22mm f11」をいろんなボディにつけて楽しんでたんだけど、そのコンパクトなカメラ&レンズと過ごしていて、あらためて「スマホと歩くより、カメラと歩くほうが断然楽しいな」と再確認できた。
そうか、GIZMONのVivilensや写ルンですのレンズはそれぞれのマウントアダプターを外すとスクリューマウントになるんで、それこそライカにも装着できるな笑。こんど試してみよう。
というわけで、今週もカメラとずっぽり一緒に過ごせた、なかなかいい週末だった。カメラは道具というより、僕には人生の相棒なのだ。それはもう家族のような、親友のような。幸福なことである。
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