終わらない理由のひとつに、いろんなレンズをその都度交換して試しているというのがある。
いちばん最初に装着したのはMマウントのエルマー3.5。M3に眼鏡付きズマロンをつけたことで、Mエルマーの行き場がなくなり、Mエルマーを装着したいがためにLeica M8を手に入れたところもある。
Mエルマーは想像通り端正な写りをしたけど、換算で1.33倍になるM8だからもう少し広い画も撮ってみたい。ということで、まさにM3につけていた眼鏡付きズマロンも試してみることになる。
そうすると、35mmといえば最愛のノクトンも装着したくなる。僕のはシングルコートなんで、ネガフィルム的といわれるM8の描写にはもってこいだし、高感度に強くないM8ゆえに明るいレンズであることもメリットになる。
となると、街撮りスナップで多用してきたコンパクトなカラースコパーもつけてストリートに出たくなる。その軽さと薄さ、小さな姿は実に軽快だ。コシナのフォクトレンダーのレンズたちは本当にどれも素晴らしい。
ここでウルトロンもいいなと思ったんだけど、僕のスクリューマウントのウルトロンはちょっと大きかったんで、以前使っていたスナップショットスコパーに入れ替えて、より広い視界(25mmなんで換算33mm程度)で街撮りスナップを開始する。んー、終わらないのである笑。
幸い、以前使っていたM型デジタルのLeica M-P typ240を手放した時に、ズミルックスやズミクロンも一緒に手放したんで、いま所有しているライツのレンズはエルマーとズマロンだけで済んでるんだけど、こうしてM型デジタルを再開してみるとライツのオールドレンズがいろいろ気になってしょうがない。今後気をつけたいところだ笑。
まあ、そんなこんなでKodak製CCD APS-Hセンサーの癖とか、描写設定とかを試すだけじゃなくて各レンズまで試してる状態だから、その都度新鮮な発見なんかがあって一向に試し撮りが終わらないのだ。もう三週間以上、日々のメイン機としてM8を持ち出しているので。
ここまで長い期間の試し撮りはあまり記憶にないけど、まあつまり楽しいわけで、今さらながらにM8を手に入れたことは良かったかなと思ってる。サブ機にFUJI機もあるんで鬼に金棒だしね。そうそう、M3のフィルム現像もあがってきて、すっかりレンジファインダーな2023年を迎えている。じぶんでも予測のつかない一年が始まっていて、なかなか充実しておる。
★それぞれのレンズの作例的な写真が気になる人は、2月の過去記事を見てもらうか、ブログ内検索でレンズ名を入れて検索してみてください。Twitterのほうにもあげてるし、最近ひっそりとスナップ写真用のインスタアカウントも立ち上げました。
★今日の注目商品をチェック!