Leica M8

Leica M8 / M9のバッテリーがヘタってきたら、たまに完全放電してよみがえらせる。

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Leica M8, Nokton classic 35/1.4 SC

といっても、これはあくまで個人的な認識と手立てなんで、参考程度に聞き流してもらえたらと思う。(もしトライするにしてもあくまで自己責任ということでご了承を。)

Leica M8は2006年に登場し、M9はその二、三年後の登場だと思うけど、ボディのほうはいたって丈夫にできていて、Kodak製CCDセンサーの独特の描写も相まって、いまだに現役で使っている人も多い。

そんなよくできたM8/M9の作りなのだけど、唯一心配事があるとするならバッテリーの劣化だろう。ボディは適度に使っていればある程度メンテナンスできるけど、バッテリーだけは年数が経てばそれなりにヘタってくる。

僕のM8も中古で購入した当初はやはりバッテリーがヘタっていたようで、満充電できたような状態でも、いざボディにセットして撮影してみると30枚程度でバッテリーが無くなる状態だった。

まあ古いバッテリーがそんな程度なのは、普段からオールドデジカメを使っていて慣れっこみたいなところもあったんで、そこはある程度諦めて新品のバッテリーを二個注文したんだけど、こちらのほうも入荷は未定でいつ到着するかも分からない。

で、なんとか古いバッテリーでもう少し撮影枚数を伸ばすことができないかとネットで調べていたところ、同じような症状な人が「バッテリーを一度、完全放電したら見違えるように長持ちするようになった」と書かれているのを見つけて、僕もダメ元で一度試してみようかと。

バッテリーが完全に切れるとできないんで、バッテリーがまだ残ってる状態の時に、シャッターボタンの上に一円玉を置いてテープとかで固定する。そうするとファインダーの中にシャッタースピードの表示が出たまま、つまりバッテリーを使い続ける状態になるんで、そのままバッテリーが完全に切れるまで放っておく。それだけである。

で、バッテリーは完全放電された状態になるんで、これで再び充電器に入れて満充電してみる。この時はバッテリーが完全に空っぽになったせいか、いつもより充電にかなり時間がかかる。僕のは小型の急速充電器なんだけど、取説通り3時間ほど充電に時間がかかったと思う。

そうして満充電になったバッテリーを再びボディに入れて撮影してみると、なんとバッテリーひとつで約250枚程度撮れるようになった。予備のバッテリーもあるんで、二つのバッテリーで合計500枚以上撮れるようになり、いまのところ新品のバッテリー要らずで十分撮影を楽しめている。

この完全放電をニ、三ヶ月に一度程度やってやると、バッテリーの寿命を良い状態に保てるらしく、おかげで僕はLeica M8のバッテリーに特に不満を感じることなく、いまや普通に使えている。

まあ最初にお断りした通り、これはあくまでそのネット記事の人や僕の個体とバッテリーで上手くいっただけなので、おすすめするものではない。いちばん確かなのは、新品のバッテリーを常に在庫として持っておくのが最善だろうけど、その新品バッテリーもなかなか入手困難なんで、僕はこの完全放電を試してみたという話。

でも、新品のバッテリーでも使い始めは途中で追加充電せず、まずは完全にバッテリーが無くなるまで使い切ってから充電するのが良いらしい。その繰り返しでバッテリーが満充電のキャパを記憶するらしい。

あくまで参考に程度にということで。きょうは古いバッテリーが完全放電でよみがえった、という話。ところで、僕の注文した新品バッテリーはいつ入荷されるのだろうか笑。まあ今のところ困ってはいないので、気長に待ちたいと思う。

Leica M8の新品の純正バッテリーが2ヶ月ほどで届いた。 古いデジカメを愛用していていちばん気になるのはバッテリーの確保だと思う。僕もオールドデジカメが好きでいろいろと使っているけど、個...

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