
そう、きょう2024年6月17日の21:00からはNikonの最も新しいモデル〈Z6III〉の発表が予定されている。YouTube公式チャンネルで同時発表されると思うから、ひとまず僕も心を落ち着けてその時を待っている。
きょうはなんとなく気分もNikonモードというか、朝の散歩にはZfを持ち出し、夕方の散歩にはD3Sを持ち出した。そうしたNikonの軌跡を感じながら、そんなNikonが現時点でNikonのスタンダードモデルと言っていいZ6シリーズにどんな性能を載せてくるのかは、おそらくNikonユーザーじゃなくても気になるところだろう。
思えば、僕がかつてNikon Z6初代機を使っていた頃は、正直Nikonは元気が無かったように見えた。ここは人それぞれ見解が異なるだろうけど、僕にはそう見えた。



そんな機運が一変したのは、まさかのNikon Zfcの登場からだったと思う。そこから頂点であるZ9が登場し、その勢いをさらに激らせるようにZ8、Zfが投入され、僕の印象の中では完全にNikonは息を吹き返し、なんなら業界を再び牽引し始めた。それは間違いなくカメラ界全体にも元気を吹き込んだと思う。



そう考えると、今夜のZ6IIIの発表はやはり感慨深い。それこそここ最近の先鋭機のいい部分がフィードバックされ、そのポジションをおそらく超越するような高次元バランスのコンパクトなフルサイズ機が登場する期待が強い。いわゆる羊の皮を被った狼のような切れ味鋭いカメラだ。
もちろん、期待を込めた単なる個人的な妄想なので、そうじゃない結果も考えられる。けれど、いまのNikonはきっと多くの人たちの期待に応える、いや期待を超える製品を披露してくるんじゃないかと思う。
Nikonの製品はよく「スペックには表れない部分の作り込みが凄い」と言われるが、注目のセンサーやAF性能、動画性能のみならず、僕個人的にはデザインや手触りも含めた全体が醸し出すオーラのような価値にも注目したい。
さて、発表までもうわずかだ。Nikonがいま何を考え、この先を予感させる注目のスタンダード機に何を載せてくるのか、その発表の目撃者になろう。そういう言葉にならない期待感をいま、Nikonは持っているのだ。
追記)先ほど〈Z6III〉が正式発表されたので、スペシャルコンテンツも以下に貼っておきます。
YouTube発表会見てたら、ちょっと欲しくなった笑。最新のNikonが、最良のNikon。
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