FUJIFILM Xシリーズ

X100Vにするか、X-E4にするか、それともX-Pro3にするか。

FUJIFILM X-Pro3

いざ、FUJIFILMのカメラが欲しいと思った時に意外と迷うのが、この3台の比較検討ではないだろうか。見た目のスタイルも似てるから、けっこう悩ましい選択だと感じてる人も少なくないと思う。

結論から言うと、実物をお店で触ってみて、直感で良いと思ったものを選べば良いと思う。

そう言うと身も蓋もないように聞こえるかもしれないけど、見た目が似ていても触るとこの3台の印象はけっこう異なる。

FUJIFILM X100V

レンズ固定式のコンデジであるX100Vは、意外と大きくどっしりしている。コンデジというよりは、もっと本格的なレンズ交換式カメラの手ごたえに近い。

それは、ファインダーがついていて、しかもそれがEVFとOVFを切り替えられるハイブリッドビューファインダーであることに起因している。

つまり、手に持った質感も、その撮影所作の操作感も、もはやコンデジでは無い。それほどまでに、X100Vのモノとしての満足感は高い。

唯一、気にするところがあるとすればレンズシャッターなんで、シャッター音は一般的にイメージする「カメラらしいシャッターショック」は無く、チッという軽やかなもの。そのあたりのフィーリングも性に合うかどうかはあると思う。

FUJIFILM X-E4, XF18/2R

一方、レンズ交換式であるにも関わらず、X100Vよりひと回り小型軽量になるのが、このX-E4だ。

固定式のレンズでない分、X100Vより幾分カメラ前面にある程度レンズが出っぱるけど、パンケーキのレンズをつければそれも大して気にならない。

レンズ交換式であることはやっぱり魅力的で、純正のフジノンレンズでサクサクとAF撮影するも良し、オールドレンズを装着してMFでまさにフィルムカメラライクに撮るも良し。

グリップの無い見るからにフィルムカメラのようなフォルムのX-E4は、特にフィルムコンパクトを使っていた人なんかにはたまらないフィーリングだと思う。シャッターフィールの小気味よさも実に気持ちいい。

FUJIFILM X-Pro3, FUJINON XF35/1.4R

そしてX-Pro3だけど、このカメラはまさにX100Vの良さとX-E4の良さをすべて兼ね備えた一台と言っていい。

ハイブリッドビューファインダーを搭載して、レンズ交換式。その分、サイズも最も大きく重くなるけど、それはむしろ安定感を生む絶妙のサイズとも言え、APS-Cセンサーサイズの恩恵と言える。

そして、なんと言っても背面モニターが無く、その背面には昔懐かしいフィルム銘柄を表す小窓ががある独特のフォルムは、プロダクトとしても実にそそられる。

FUJIFILM X-Pro3の隠しモニターを開いたところ。

とはいえ、大型モニターは無いわけではなく、内側に隠された作りなので、メニュー画面操作や画像再生の時はしっかり大きなモニターで操作もしやすい。なかなか憎い構造なのだ。

いわゆる「ぜんぶ入り」のフラッグシップのひとつで、チタンを使ったボディの質感も素晴らしい。そこに、フィルムカメラのように「背面モニターをいちいち確認せずに、ファインダーを見続け撮り続ける」という撮影する楽しみがプラスされた、キング・オブ・趣味カメラなのような存在。

X100VやE-E4を買うつもりが、いざお店で実機を触ってみたら、思わずX-Pro3に一目惚れして、結局X-Pro3を連れて帰ってしまったという人は少なくないと思う笑。

というわけで、もちろんこの3台は値段も異なるし、選ぶ基準としては本来比較する3台ではないから、こうして異なる3台がラインナップされているわけだけど、冒頭に述べたように「結局は直感がすべて」だから、最後は好み次第。

ただ、どれを選んでも、それぞれ間違いなく幸福な気持ちになれるのがまた、富士フイルムのカメラの凄いところだと思うのだ。ぜひ一度、この3台の実機を比較して、その違いを悩ましく楽しんでほしい笑。

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