FUJIFILM X100V

X100Vの、小さすぎない絶妙な大きさについて。

FUJIFILM X100V Black

惑わすつもりはまったく無いんだけど、より軽量コンパクトなX-E4が登場したことで、やはりX-E4か?いやX100Vか?と悩んでいるような声を耳にするので、X-E4のことはここ数日間書いてきたし、ここはひとつX100Vのこともあらためて触れておこうと思ったんだよね。

X-E4とX100Vの両方ともを使ってみて、意外と注目だなと思ったのは、そのサイズの違いである。いや、大きな相違点としては「レンズ交換式であるかどうか」とか「光学ファインダーで撮れるかどうか」とかが分かりやすいポイントではあるんだけど、スナップシューターとして考える時に意外とこの「ちょうどいい大きさ」というのは重要だなと感じだんだよね。

そう、より小さくより軽いという点でいけば、X-E4に軍配は上がる。並べて見るとひとまわりX-E4のほうが小さい。重さについてもパンケーキXF27mmを装着したとしても、レンズ固定式のX100Vより軽量ということなんで、もうスペックだけ見たら「より手軽に持ち出せるスナップシューターなのはX-E4」ということになるわけだけど、僕が両機を使ってみて思うのは、X100Vはあえて少し大きめ(あくまでX-E4と比較してだけど)に作ってるんじゃないかと。

FUJIFILM X-E4 and X100V

つまり、あえて持ちやすい、持って気持ちのいいサイズを計算して、少し大きめにしてるんじゃないか、とさえ思うのである。それくらい、X100Vを手の中に収めた時の大きさは「ジャストサイズ」なのである。コンデジの割には、実はX100Vって決して小さくないんだよね。よく比較されるRICOH GRなんかと比べると、ひとまわりどころかふたまわりほど大きい。もう、このスペック的なサイズだけとりあげると、スナップシューターとしてはX-E4が小ぶりでいいし、GRなんかは圧勝に思えるわけだけどね。

でも、スナップしていて気持ちがいいという点についていえば、単にスペック的な大きさや重さだけでは語れない。そんなことをこのX100Vというカメラは語りかけてくるのである。

なんだろうな、X100Vは「人間の本能的にしっくりくるサイズ」といえばいいのかな。もちろんグリップのある握りやすさとかもあるんだけど、手の中に収まるときのしっくり具合が絶妙なんだよね。絶妙の大きさというのは想像以上に撮りやすさというか「これで撮りたい。たくさん撮りたい。」という気分に多大に作用する。それこそが、このX100シリーズの「Xシリーズの原点であり根幹」ということなんじゃないかと思う。

FUJIFILM X100V

つまり、X100Vはコンデジとかっていうジャンルで語るべきカメラではなくて、これがスナップ向けカメラの最もジャストな姿という観点で作られたんじゃないかと僕なんかは思うんだよね。Xシリーズの原型だから、X-ProシリーズやX-TシリーズはX100シリーズをベースに少し大きく作られているし、X-EシリーズはX100シリーズより少し小さく作られた。基本はこのX100シリーズにあるのだと。

いやあ、言葉で伝えるのはなんか限界がある。そういう、五感で感じるしかない心地よさがこのX100Vにはある。これはもうお店で触ってもらうしかないし、もっと言えばお店で瞬間的に触るだけでは分からない、日々使ってみてこそ分かる「馴染み具合」なのかもしれない。

いや、やっぱりちょっと惑わせてるかな笑。もしかしてX-E4とX100Vを比較検討したうえで、よし、X-E4にしようと決心した人たちには、なんだか再び選択を迷わせてしまう話に聞こえるかもしれないんだけど、相棒としてのカメラ選びというのは、ある種、究極のカメラを選ぶということでもあるから、このX100Vの気持ちよさみたいなものは今一度、ここで触れておいたほうがいいと思ったんだよね。

FUJIFILM X100V

僕はブログにはほとんど詳細スペックのことは書かない。先日、Twitterのフォロワーさんからは「感覚的レビュー」と言われたけど、それはもうほんとにそうで、僕自身もスペックよりこうした気持ちよさみたいなものを何より重視してる。だから、おのずと僕のブログはこんな風な語り口になる笑。そんなブログがカメラ選びの参考になるのかと言われればいささか疑問ではあるけど、そういうエモーショナルな部分でカメラという道具を選ぶ人は、この「ちょうどいい」大きさと重さという点は少し考慮したほうがいいかも、という視点の記事でした。

いやあ、きょうはさらに「感覚的」だな笑。

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