カメラへの思い

どのカメラでも、それなりに楽しいのがカメラ。

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FUJIFILM X-Pro3

気のせいかなあ、近ごろ「カメラ」で写真を撮る人がジワジワと増えてる気がする。スマホカメラで撮るのも便利で良いんだけど、ここでいう「カメラ」とはいわゆる単体カメラのことだ。

単体カメラなら、それがフィルムカメラだろうがデジカメだろうが、どちらでもいい。実際、僕自身はこの両者にあまり違いを感じていない。もちろん、できあがる写真の質感はアナログ写真とデジタル写真とでは異なる。

けれど「写真を撮る楽しさ」という意味では、どんなカメラでも大抵それなりに楽しいから不思議だ。オールドコンデジなんかは、モニターを見て撮るという観点で言えばスマホカメラとそれほど変わらないわけだけど、若い人なんかはあえてスマホカメラとは別にオールドコンデジを持ったりする。

PENTAX Optio H90

描写がエモいから、というのも大きいと思うけど、なんか「ちょっとこだわりの単体カメラで撮る」という行為が、じぶんの生き方的にも心地いい感じがするんじゃないかと思う。そう、カメラとはやはり「撮影体験」とか「ライフスタイル」という観点の存在価値がやっぱり大きいんだと思う。

いや、どうかしたらいまのスマホカメラのほうが失敗の少ない写真が撮れたりするからね。その点、単体カメラは割と気を抜くとピントが合っていない写真とか、ブレてる写真なんかも撮れてしまう。でも、それがいいのだ。いかにも人間味があってね。

しかも、ひと口に単体カメラといっても実にたくさんの機種がある。古い時代のカメラまで含めると実に多種多様だ。そして、それぞれが少しずつ異なる特徴を持つから、そのカメラによってクセみたいなものも変わる。そのクセという制約の中で工夫しながら(ねじ伏せながらかな笑)撮るのが、また楽しい。

PENTAX Q10
Nikon Df
SONY RX100 M3

カメラはなんでもいい、カメラはなんでも楽しい、というのはそういうところ。趣味のカメラなら、すぐには思い通りに撮れないくらいのほうが絶対楽しい笑。この楽しさは、単体カメラと実際に過ごしてみて感じ始めるものだったりするから、スマホカメラしか使ったことがない人にこそ、まずは単体カメラを体験してほしい。

と、そんなことを思いながらブログを書き始めて、いつのまにか丸10年が経過した。この夏から11年目に突入する「記憶カメラ」。これからも懲りずに「カメラのある日常の心地よさ」みたいなものを書き続けるのだ。だって、僕自身がカメラにまったく飽きないので笑




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