
これは完全に僕の個人的な好みの問題なのであしからず。そう、SIGMA fpの「素の状態」と呼んでいるのは、SIGMA fp本体とレンズキットである45mm f2.8 DG DN、それから純正グリップの組み合わせだ。
このブログやSNSを見てくれている人はお分かりだと思うけど、僕は去年一年間はSIGMA fpのいろんな後付けパーツやマニュアルフォーカスレンズをいろいろ試していた。
背面モニターをファインダー化するLVF-11や、電子ビューファインダーEVF-11を追加購入して、マニュアルフォーカスのレンズも見やすくなったりと、それはそれで楽しかったし、いろいろ発見もあったのだけど、結局のところ、SIGMA fpの最大のメリットはやはりコンパクトな使い良さだ、と原点返りしたといったところだ。



いろいろ脱ぎ捨てて?身軽になったSIGMA fpはやはり気持ちいい。このあたりの感覚は理屈じゃない。見た目のこともぜんぶひっくるめて、素のSIGMA forの「原型」というのかな、その軽快さを再び謳歌しているところだ。
とはいえ、基本的にカメラにはファインダーが欲しいタイプの人間なので、またふとファインダーをつけたくなる時がきたりもするだろうと、LVFもEVFもオプションパーツは手放さずに保管している。



見た目をさらに素の状態に近づけるミニマルなThumb Grip IIも気に入ってるんだけど、縦位置で構えた時に少し大ぶりな純正グリップのほうが握りやすかったんで、Thumb Grip IIもひとまず保管しておくことに。このあたりは、僕のカメラの撮り方や構え方にもよる選択だ。
ファインダーが無く、背面モニターを見て撮るとなると、やはりフォーカス的にはAFレンズのほうが使いやすい。なので、マニュアルフォーカスのオールドレンズはNikon Zfなどで楽しむことにして、SIGMA fpは「SIGMA純正のコンテンポラリーレンズ」でいくとした。これについては描写も素晴らしいから、AFだけが理由でもないけど。

SIGMA fpはその人ならではの様々な可変性や拡張性を楽しめる自由度が特性だから、マニュアルフォーカスレンズでも特にピント合わせが苦じゃない人もたくさんいるし、LVFやEVFのあの独特のルックスを溺愛する人も多い。だから、あくまで僕は素の状態に戻したまで。あまり、SIGMA fpの発展的な楽しみ方の参考にはならないかもだけど笑
でも、これでSIGMA fpが再び身軽になった。それこそRICOH GR的にどう楽しむか?、僕のSIGMA fp 第二章の始まりみたいな感じだ。
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