FUJIFILM X100V

あいかわらずFUJIFILM X100VI人気が止まらない。

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FUJIFILM X100V

写真は僕の愛機、五代目のFUJIFILM X100Vだが、最新のX100VIを求める声は発売以降もまったく衰えることなく、むしろ入手しづらい枯渇感からか、ますます拍車がかかっているようにさえ見える。

そしてついに4/1、一旦の受注停止になったようだ、とX(旧Twitter)でも関連ポストを見かけた。

恐るべしX100VI人気だが、その余波は歴代のX100シリーズにも及んでいて、過去製品であってもなかなかのお値段で市場では動いている。

FUJIFILM X100 Black Limited Edition

高画素化して手ぶれ補正もついたX100VIはたしかに「小さな巨人」のような魅力的なカメラだ。けれど、少しでも軽く、薄く、なんなら高画素でなくてもいいし手ぶれ補正もいらない、という人なら、本来であれば前機種のX100Vをおすすめしたいところだけど、これまたいまだに高値安定の人気っぷりで品薄気味だ。

僕なんかは愛着も含めてX100Vで十二分に満足しているし、モノ的には基本的にそれほど様変わりしていないこともあって、いまのところ買い替える予定はない。それでもデモ機で試し撮りできるのなら、一度は手に持って撮り歩いてみたいなとは思う。気軽にレンタルとかできるとありがたいのだけど、無理だろうなあ。

さて、その受注停止だけど、前機種のX100Vの長い間、受注停止が続いたから、今回のX100VIもそう簡単には受注再開になるとは思いづらい。その間に他機種に目移りしてしまう人もいるだろうから、本当は富士フイルムだって早期に品薄の解消を試みたいところだろうけど、さて、どうなることやら。

たしかに、リッチでコンパクトなカメラは他にもあるにはあるが、特にEVFのみならずOVF(光学ファインダー)でも撮影できるコンデジとなると、途端に唯一無二の存在になるし、あのクラシックなんだけどモダンにリファインされた絶妙なデザインもX100V/X100VIならではのモノ。実は言うほど代わりのカメラは見当たらない。

FUJIFILM X-Pro3

数日前にもこのブログに書いたけど、もしかしたらX-Pro3の後継機種であるX-Pro4の発表を待ったほうが、意外と早くて気持ちも楽かもしれない。もちろん、正式に発表されるかどうかは誰にも分からないが…。

かといって高価に転売されたモノを手にするというのも、気持ち的にはいまいちしっくりしない。それでなくても元々の定価もかなり高価だったから、それに転売価格がのった金額はちょっと買い得感のバランスを欠いてしまう。X100シリーズの良さは、本来そのライトさにもあるからね。

んー、答えが見つかるような話ではないのだけど、僕なら静かに待つか、フジの他製品を検討するかな。筆頭はやっぱり、X100Vの中古モデルか歴代X100シリーズの名機のひとつX100Fだろうか。

同じハイブリッドビューファインダーであれば、歴代X-Proシリーズということになるし、OVFじゃなくていいなら歴代X-Eシリーズといったところか。フィルムシミュレーションのクラシックネガが無くていいなら、X-E3が絶妙なバランスを備えたイチオシだったりするけどね。

FUJIFILM X-E3
FUJIFILM X-T5

あとは、X-Tシリーズ。少し大きくはなるけど、実物を手にとってみると、おそらく多くの人がいい意味で拍子抜けするほどそのコンパクトさに驚くと思う。コンパクトなレンズをつければスナップシューターになるし、望遠レンズをつければいかにも本格的カメラらしい濃い撮影体験もできる。

そうやってフジのこだわりの色の世界を楽しんだり探求したりしつつ、気長にX100VIがお店に並ぶのを待てたらいちばんの理想だろうし、フジ機の楽しみ方のある意味予行練習みたいにもなる。実際、X100VIを好む人は他のフジ機もきっと相性がいいと思うけど、どうだろう。

あとは、目先を変えすぎだろうと言われそうだけど、ガラリと写真撮影への向き合いを変えて、ラージフォーマットのGFXシリーズへ関心を寄せてみるとか。何を突拍子もないことを言ってるんだと思われるかもだけど、こういう時は「変化のチャンス」だったりもする。

FUJIFILM GFX50SII
ラージフォーマット GFXの世界を体感したくて、僕はFUJIFILM GFX 50S IIを手にした。 昨日のブログ記事にも追記したのだけど、僕のテーマである「急がないカメラ」の究極の形でもある中判デジタル、FUJIFILM GFX...

モノが無いなら、その代わりのモノを探すよりも、そもそもの撮影の楽しみ方から変えてみるとかね。人間は慣れの動物でもあるから、そんなピンチ?でもないとそれまでの生き方を変えられないところもある。X100VIが無いなら、写真撮影の楽しみ方の根底から変えてしまうというわけだ。

でも、案外本気でアリだとは思っていて、おそらくだけどフジのあの使用感を継承しているGFXなら、中判デジタルといえども富士フイルムらしい質感が感じとれる。僕は実際、両方を使っていて「どこか似てる」と感じてるから。案外、それで中判デジタルのほうにハマる人も多そうだと。

というわけで、きょうはまさしくとりとめのない、まったく正解とは思えない話が続いたけど、X100VIが手に入らないなら、ちょっと目先から変えてみる、という話でした。思えば遠くへ来たもんだ、みたいなと話になったけど笑

たしかにFUJIFILM X100Vは楽しいから、新しいX100VIが注目されるのは、僕はうなずける。 今朝は雨が降ったり止んだりの曇天だったんであまり重いカメラは持ち出したくなく、サクッと持ち出せるX100Vと散歩カメラヘ出かけた...

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