Leica M8

Leica M8と、眼鏡付きズマロンと、モノクローム。

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Leica M8, Summaron 35mm f3.5

GW第二幕の初日、なんとなく鈍った体を少しほぐしたくて、朝の散歩に飽き足らず昼間もカメラと辺りを散歩してみた。連れ出したのは、眼鏡付きズマロンを装着したLeica M8である。

僕がM型デジタルライカを使う理由は明瞭で、現代の高級品であるデジタルライカを使いたいというわけではなく、完全にフィルムライカM3の代役としてである。

フィルムライカであるM3に出会って、その「質」とライツ時代のレンズの組合せの妙にまんまと魅せられ、一気にライカの世界にハマっていった。その後に、デジタルでもM3で撮る所作や気分に浸りたいと思い、Leica M-P typ240を手に入れた。

いまは、さらに先祖返りしてM型デジタルの初号機であるLeica M8を使っている。レンズはもちろん、M3で使用するためのかつてのライツのレンズたちだ。

Leica M8, Summaron 35mm f3.5
Leica M8, Summaron 35mm f3.5
Leica M8, Summaron 35mm f3.5
Leica M8, Summaron 35mm f3.5
Leica M8, Summaron 35mm f3.5
Leica M8, Summaron 35mm f3.5

ふだんは初代ズミクロンである沈胴型を装着することが多いが、Mマウントエルマー、眼鏡付きズマロンなど、M3当時の定番レンズらを気分によって付け替えて、まさしくM3気分を楽しんでいる。

M3気分といっても、M型デジタルとはおのずと撮り方、使い方は少し異なる。M3だとシャッタースピードはいいとこ1/500sくらいまでしか使わないから、日中はレンズのf値をf8くらいまではしっかり絞る。

それからすると、M型デジタルはISO感度はそれほど上げないものの、シャッタースピードはかなり稼げるので、日中でも割と絞り開放で撮影することができる。1/8000sまで使えるM8を使っている理由のひとつもそこにある。

2006年とずいぶん昔に発売されたLeica M8は、レンジファインダーの機構をデジタル化したことと1/8000sという高速シャッターを実現したことが開発のメインであり、その他の機能は現代機と比べるとびっくりするほどシンプルだ。

Leica M8, Summaron 35mm f3.5
Leica M8, Summaron 35mm f3.5
Leica M8, Summaron 35mm f3.5
Leica M8, Summaron 35mm f3.5
Leica M8, Summaron 35mm f3.5
Leica M8, Summaron 35mm f3.5

メニューにはそれほどあれこれいじる項目はない。カラーはシャープネス、彩度、コントラストが低・標準・高くらい選べるが、まあその程度しかない。なので、僕もシンプルに感度とモノクロームポジションだけセットして撮る。M3で撮る時と同じくらいのシンプルさだ。

気分的には、Kodak製のセンサーなので、海外のブロガーたちが言う通り「コダクロームやトライXが撮り放題」と思ってデジタルの良さを堪能している。M8開発時はまだフルサイズセンサー搭載までたどり着いていない段階なので、35mm版換算で1.33倍程度の画角となるAPS-Hサイズになる。フルサイズセンサーをチョイスしたいなら選択肢はLeica M9となる。

M8でも1000万画素程度あるから、僕のようなスナップ写真の楽しみ方でいえば必要十分だ。むしろ、写りすぎない感覚がフィルムライクだとも言える。とはいえ、モノクロームの階調はライツのレンズを含めてライカらしさを感じられ、こういう楽しみ方さえできれば、僕は十分だ。

Leica M8, Summaron 35mm f3.5
Leica M8, Summaron 35mm f3.5
Leica M8, Summaron 35mm f3.5
Leica M8, Summaron 35mm f3.5
Leica M8, Summaron 35mm f3.5
Leica M3, Summaron 35mm f3.5

幸い壊れることもなく、いまだに使い続けられているLeica M8には感謝と愛おしさしかないが、もしも壊れる日がやってきたら、その時はまたその時で考えようと思ってる。Leica M3で撮る気分の代役だから、いっそのことM3そのものでフィルムで撮ることに回帰するかもしれない。

とはいえ、趣味で楽しむにはフィルムはかなり高価になった。それでもフィルムが小遣いの範囲で入手でき、近場で現像に出せる環境があるうちは、デジタルとフィルムを併用して工夫しながら、あのM3気分を楽しみ続けたいと考えている。

ライカとは、いや正確に言えばM3と当時のレンズたちは、特別な存在であり別腹なのだ。

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