Canon EOS R7, RF 35mm f1.8 Macro IS STMキヤノン機を使っている人にはいまさらな話だろうけど、EOS R系が初めての僕には新鮮な体験だったので、備忘録ということで。
先日手に入れたCanon EOS R7はいたく気に入っていて、その後に純正レンズ RF 35mm f1.8 IS STMも調達し、日々試し撮りをちょこちょこと行っている。
Canonの華やかなJPEGの色描写もなかなか新鮮で、これはちょっと写真が上手くなった気になる仕様だなとか、発見も多々ある。マウントを変えることは、なにやら知らない土地を旅するようで興味津々だ。
Canon EOS R7, RF 35mm f1.8 Macro IS STM今朝、なにげなくEOS R7のメニュー画面を触っていたら、なにやら撮影モードとは別に〈クリエイティブフィルター〉なる設定を発見した。のぞいてみると、これまたおいしそうな「ラフモノクロ」という欄がある。
いつものごとく取説も見ていないから、おそらくこんなだろうという感覚のみで「ラフモノクロ」にセットする。まあ、ネーミング的にはRICOH GRのハイコントラストモノクロとか、OM-3のモノクロプリセット2のような感じだろうと。
外へ出てシャッターを切った後、背面モニターで写真を確認したら、ちょっと「おお、いいじゃん、これ」となった。粒状感はちょい盛り過ぎという感はあるが、わかりやすさでいえばこれくらいのほうが楽しい。
Canon EOS R7, RF 35mm f1.8 Macro IS STM
Canon EOS R7, RF 35mm f1.8 Macro IS STM
Canon EOS R7, RF 35mm f1.8 Macro IS STM
Canon EOS R7, RF 35mm f1.8 Macro IS STMしかも、マクロ的な寄りとボケの描写とも相性がいいと思った。まさしく、目の前の景色はいつもと同じでも、その接写具合と滲み具合がやけに新鮮な写真にしてくれる。なんなら、これって常用モードでもいいんじゃないの、とすら思った。
こうなるとストリートでもシャッターを切ってみたいが、あいにくの酷暑でそこまでのエネルギーはいまの僕には無い。まあ、秋風が涼しく感じたら、街中なり古い街並みなんかをラフモノクロで撮りに行きたい。これは使えるなと。
粒状感もそうだが、この影の出方なんかを見てると、このラフモノクロのプリセット開発陣なんかも、けっこうな銀塩写真好きなんじゃないかなと頭に浮かんだ。その他のクリエイティブフィルターを見るに、ビギナー向けの加工モードに感じるけど、このラフモノクロだけは玄人向けの匂いを感じるなと笑
Canon EOS R7, RF 35mm f1.8 Macro IS STM
Canon EOS R7, RF 35mm f1.8 Macro IS STM
Canon EOS R7, RF 35mm f1.8 Macro IS STM
Canon EOS R7, RF 35mm f1.8 Macro IS STM
Canon EOS R7, RF 35mm f1.8 Macro IS STM僕の場合、R3ゆずりの優れたAF性能はそっちのけで、あいかわらずフィルムカメラのようなシンプルな写真機としてしかEOS R7を使えていないので、それもどうなのかとは思うものの、写真機派にはこのラフモノクロモードは気分があがってありがたい。
まだまだ知らない機能が山のようにありそうだが、そのあたりはまたおいおいこのブログで。いまはとにかく、このEOS R7をEOS7のように楽しむのだ。
