
ことしは例年よりは暖かい冬だと思うけど、それでも12月も半ばになると朝晩はしっかり冷え込む。
そんなタイミングで早朝にたまたまZ fcを持ち出したんだけど、あることに気がついた。
そう、Z fcには革ケースを装着してるんだけど、そのおかげで指先の体感温度が高いというか、カメラを持つ手がそれほど冷たく感じないのである。
いや、いまさらか!と言われそうだけど、ふだんは僕はカメラはケース無し派なので、こうして革ケースを装着したカメラを冬場に使うのは初めての経験だったりするのである。


以前のブログにも書いたのだけど、もともとZ fcに革ケースをつけようと思ったのは、右手の指先の滑り止めのためにと考えたのがきっかけ。
Z fcは比較的、軽量コンパクトなんでグリップの無いデザインでもそれほど問題はないのだけど、夏場は指先の汗のせいか、少し合皮革のボディがつかみづらい気がしたんだよね。
これを解決するには、後付けグリップも売られているんだけど、僕は直感的に革ケース装着がいい気がした。それはやっぱり、元々のクラシックなデザインをできるだけキープしたまま使いたいと考えたから。
あと、Z fcは価格の割にはペンタ部などはマグネシウム合金で作られていたりと、全体的にしっかりとした作りなんだけど、唯一、底のバッテリー蓋あたりがプラスティックでちょっと安っぽく強度の不安も感じていた。

革ケースがあれば、その底の強度が弱い部分もガードできると思ったことも大きい。
そんな風にもともとは指先の滑り止めと底面のガードのための革ケースだったんだけど、冬場に使ってみると、意外なメリットにちょっとうれしくなった。なにか得したような感覚笑。
Z fcに限らず、冬場の指先の冷たさを感じてる人は、ぜひ愛機に革ケースの装着を検討してみてはどうだろう。
指先の滑りも気にならなくなるし、なによりデザインをリフレッシュすることことができる。

特にクラシックなデザインのカメラには、フィルムカメラ同様にヴィンテージ感が漂う革ケースが実によく似合う。
僕はデジカメもクラシックなデザインのものが好みで、Nikon DfやOLYMPUS PEN-F、FUJIFILM Xシリーズのカメラたちを愛用してるけど、考えてみるとどれも革ケースがすごく似合いそう。
来年はカメラやレンズを増やさずに、革ケースを増やして気持ちをリフレッシュしてみようか、などと考えているところである。
革ケースはキズ防止だけじゃなくて、実はいろいろと撮影や気分を高めてくれる効果がいろいろあったりする、なかなかの機材のひとつなのだ。
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