僕はこの週末、けっこう大きく重いカメラを堪能していた。PENTAX K-1 Mark IIとかFUJIFILM GFX50SIIとかNikon Zfとか。でも、外はそろそろ、あの暑い夏の到来を予感させる陽射しへと変わりつつある。
何年もカメラで写真を撮っていると、あのうだるような夏の陽射しのもとでは、できるだけ軽くライトに持ち出せるカメラがいいことに気がつく。僕はそれを「夏カメラ」と呼んでいる。
ことしの夏、僕を助けてくれる「夏カメラ」はきっとこれであろう。Nikon Zfcである。
フルサイズのZfと比べると、二回りほど小さく軽く感じる。その手軽さは数値以上だ。Zfをはじめ、大きなセンサーの比較的重いカメラを日々使っていると、この小ぶりなZfcの軽快さは、まるで夏サンダルに履き替えたような気持ちよさがある。
手軽さでいえば、RICOH GRIIIなんかも究極の夏向きカメラと言えるけど、やはりファインダーが欲しいシチュエーションはあったりするし、メカシャッターの心地よさや見た目のレトロなルックスは、夏の日本の光景に良く似合う。
Nikon Zfcの軽さと小さなサイズなら、少し長めのストラップを斜めがけにして持ち歩けば、それこそ暑い夏の道中でもカメラの重さを気にせずに持ち歩けるだろう。気分をカジュアルにさせる、実によくできたカメラなのである。
部屋にいても少し暑さを感じ始めた五月の後半。少し太陽が沈んで涼しくなるのを待ちながら、いまこのブログを書いている。
暑いだけの夏はもったいない。夏こそアクティブに動いて思い出をつくる。さて、あなたの「夏カメラ」はなんだろう。
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