タイトルの写真は、今朝の散歩に持ち出したNikon Zfc。僕のルーチン的行動として、まいにちSNSに「きょうのカメラ」として写真をポストしているので、その一枚だ。
で、なぜ近ごろ、フルサイズのZfよりAPS-CのZfcを持ち出すことが多いかというと、ひとつは「夏」ということがある。9月になってもあいかわらずの灼熱の日々で、こう暑いとついつい軽量コンパクトなカメラを選びたくなるのは、僕だけじゃないだろう。
もうひとつの理由としては、マウントアダプターSHOTEN XTZの存在が大きい。このアダプターは、富士フイルムのXマウントのレンズをZマウントに電子変換することができるもので、そうするとフジ機と同じ「APS-C」機のZfcが俄然、使用頻度が増えるというわけだ。
まあ、でも、全体的な印象として「Zfcはカジュアルで手軽」というのが、サッと持ち出せるカメラとしての最大の特徴だ。辺りをちょっと散歩するのに、何も考えず首からぶら下げて出かけられて、でもファインダーがのぞけて小気味いいシャッターフィールも味わえる。
こういう手軽さは、やはりフルサイズのZfには無い魅力だろう。Zfの撮影体験は写りも質感もより濃厚だけど、その分どうしても大きく重い。ZfとZfcを両方使っていると、その対比が実に鮮明になるし、それぞれの良さや製品ポジショニングがよく分かる。
これから涼しい季節になっていったら、たぶん自然とZfを持ち出す日が増える気がするけど、フジのレンズを使うならDX(APS-C)クロップしてZfを楽しむ冬になるのではと。DXクロップするなら、軽いZfcのままでいいんじゃないの?と思われるかもだけど、あのZfの撮影フィールもまた格別なのだ笑
それにしても暑い。9月になっても暑すぎる。いやあ、これだけ暑いと、売れるカメラの特徴も変わるんじゃないかと思うくらいだ。そういえば最近は「コンデジ」が売れてるような気がするが、これは日本が熱帯気候のように暑いせいかもしれない。いや、まじめな話として。
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